ラストホープ第2話あらすじ完全版

ラストホープ

[第2話]

01/22放送

歩美（多部未華子）は高校時代のことを回想していた。
彼女は父親が起こしたある事件のため、名前を変えて過去を封印していたのだ。
そんなある日、歩美は町でナンパしてきた男をはねのけて、ケガをさせた。
さらに、彼女はカッターナイフを持って、男たちに向かっていった。
警察に連行された歩美は、母の佐和子（ちはる）に、自分はいつか人を殺すかも知れないと言って泣く。
やがて、歩美が帰宅すると、佐和子は首を吊って自殺していた。

一方、卓巳（相葉雅紀）も自分と父親の邦夫（平田満）に血のつながりがないことを知った日のことを思い出していた。

ある日、卓巳は歩美を呼んで、患者について相談する。
患者の菜穂（小島藤子）は２つの部位に脳動脈瘤を患い、その１つが巨大だった。
他の医大で手術を受けたが失敗し、帝都大学附属病院の脳外科からも治療を断られていた。

卓巳が歩美の意見を聞こうとしていると、高木（田辺誠一）が現れ、菜穂の受け入れに反対。
だが、卓巳と歩美は受け入れるつもりでいた。

そこへ菜穂が父親の雅彦（小市慢太郎）に付き添われてやってくる。
雅彦は手術を失敗した病院を医療ミスで訴えていると言い、高木はますます受け入れに反対。
だが、歩美はこのままでは５年以内に死に至る可能性が高いと言った上で、自分が手術すると告げた。

歩美は脳血行再建術という治療法を提案。
だが、それは極めて困難な方法で、実践できる医師はいなかった。
歩美は自分がやると言い、古牧（小日向文世）から聞いたシミュレーションソフトで練習を始める。

一方、雅彦が咳をしていたのが気になっていた卓巳は、彼を呼んで診察。
慢性心不全の疑いがあり、診療を勧める。
さらに、歩美の医療ミス裁判について報じた週刊誌を見せ、それでも菜穂の手術を任せるか尋ねた。
だが、雅彦は既に歩美からそのことは聞いていて、その正直な姿勢に感銘し、手術を任せることにしたと言う。

菜穂の手術は無事に成功したが、その直後、雅彦が病院に運ばれてくる。
心肺停止から40分が経過していて、蘇生は困難な状態だった。
そこへ歩美が駆けつけ、手術を決行。
尽力の甲斐なく、死亡してしまうが、歩美はあきらめようとせず、鳴瀬（高嶋政宏）はそんな彼女の頬を張る。
成瀬から死亡確認を命じられた卓巳は、それに応じるのだった。

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