女帝
[第6話]
08/17放送

銀座のクラブ「佐和」で働き始めた彩香(加藤ローザ)は過去の復讐を果たす為に尾上(伊原剛志)に接近しようとする。クラブに出勤する前に手料理の弁当を持って尾上の事務所を訪れ、「何かお礼をしたい…」という尾上に「今度、食事に連れて行ってほしい」と迫る。

クラブに出勤してくる彩香を直人(松田翔太)はいさめるが、彩香はまったく聞こうとしない。

パトロンが逮捕されたため、店を閉めることになった薫(金子さやか)を、直人は「佐和」にスカウトしてくる。因縁がある薫を店に呼んだ直人の行動を理解できずに彩香は動揺するばかりだ。

ある日、以前、映画プロデューサーの高須(春田純一)が彩香に紹介したヤクザの大物「大翔組」組長・大翔が再び店を訪れ、彩香を指名する。大翔は彩香に接待ゴルフに同行してほしいと申し入れる。「ヤクザはヤクザだから関わらないほうがいい」と忠告する直人の言葉を無視し、彩香は大翔の申し入れを受け入れる。

ゴルフのために伊豆にやってきた彩香は、大翔から自分の初恋の人に似ていると告白されて抱きしめられる。僕の所へ着て欲しいという大翔に「飲みすぎてしまって、大事な接待ゴルフに支障があっては困りますよ」と彩香はやんわりと自制を促す。

翌日ゴルフを終えてクラブハウスに来た大翔を暗殺者が銃で狙うが、とっさに大翔をかばった彩香が銃弾を浴びてしまう。

すぐに救急車で運ばれ一命を取りとめた彩香。「この落とし前は必ずつけます」と佐和(かたせ梨乃)に誓う大翔。しかし、堅気をヤクザの世界に巻き込んだことを直人は許せない。

彩香が「佐和」に復帰すると彩香をヤクザの情婦と呼ぶ薫。彩香が休んでいる間に「彩香はヤクザの情婦」だと薫が噂を流したため、さっぱり指名が来ない彩香。そんなとき、尾上が彩香を訪ねて店に来てくれる。
「火の女には火の国のお守りを…」と彩香のことを案じてお守りを手渡してくれる尾上に、彩香は複雑な感情を感じる。

一方、美樹が彩香に借金を申し出る。理由を聞くと塚原の会社が詐欺に遭ったのでお金を貸すのだという…。実は、塚原は結婚詐欺師で、他にも泣いている銀座のホステスがいるということが分かる。
美樹は給料を前借しており他のホステスにも借金を申し込んでいることから、佐和は店を辞めて貰おうと思っていると彩香に告げるが、彩香は佐和に「この件は自分で解決する」と宣言して動き出す。

彩香は塚原を呼び出し「銀座のホステスをカモにするのを辞めてほしい」と申し出るが、逆に塚原は開き直ってしまう。また、美樹も彩香が塚原に手を引くように言ったことを知り彩香に怒りをぶつけてしまう。
しかし塚原が別の女と寝ているところを目撃してしまった美樹は、そのショックから浴室で手首を切って自殺未遂を起こす。

美樹の純真な心を騙した塚原が許せないと、彩香は単身で塚原のいる事務所に乗り込む。「殺すぞ!」脅しにも屈しない彩香にヤクザが襲いかかろうとした、まさにそのとき、大翔が乗り込んでくる。そして彩香に塚原の無礼を詫び、「大翔組」に泥を塗った塚原を自分の責任で処分すると言い、その場を収めた。

クラブ「佐和」には、彩香宛に塚原に騙されたホステス達から続々とお礼の花が届いた。銀座という街が彩香を認めた証だ。

謙一(斉藤祥太)と梨奈(酒井彩名)の結婚式に呼ばれた彩香。そこで梨奈の父である照盛(森本レオ)から式の後に尾上の相手をするように頼まれる…。

抱かれた後で自分が実の娘だと告げることで尾上に復讐を果たそうと決意した綾香は、尾上の泊まっているホテルへと向かう。

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09/14 次回予告


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08/17 第6話

キャスト
立花彩香 / 加藤ローサ(かとうろーさ)
熊本で母・麻里子(かとうかず子)と2人でスナックを経営して暮らしていたが、不運にも金と権力にすべてを踏みにじられた過去を持つ。母を病で失い、故郷を捨てて大阪へと向かう。大阪の繁華街ミナミでホステスを経験し、東京・銀座へやってくる。その美しい容姿と知性、火の国譲りの度胸で《女帝》を目指す。。「のし上がっちゃるけん!」心に激しい闘志を燃やし、波乱万丈な人生の荒波を乗り越えていこうとする彩香のガンバリに目が離せない。
伊達直人 / 松田翔太(まつだしょうた)
ミナミの繁華街で綾香と出会う。初めは金をしぼり取るために彩香に近づいたチンピラだったが、彩香によって人生が一変する。《女帝》の夢を追い求める彩香を影で支え、自分もまた《夜の帝王》を目指している。黒服のときの狼のような怖さと氷のような冷たさ、私服の時の人なつっこい顔…惹かれてはいけない悪の魅了を感じる。
北篠梨奈 / 酒井彩名(さかいあやな)
熊本の名家の娘。父は照盛。彩香とは高校時代に同級生。貧乏なのに成績優秀で美しい彩香に憎悪を燃やす。また、親同士が決めた婚約者・謙一の「心」を奪われたことも彩香を憎む原因となっている。産まれながらにして政治家の娘としての血筋か、策略にかけては半端ではない。

杉野謙一 / 斉藤祥太(さいとうしょうた)
高校時代の彩香のボーイフレンド。父親は建築業を営む権力者。父親の強い意志に沿うように政治家を目指す。高校時代に何とか彩香をモノにしようと乱暴をしようとするが未遂に終わったうえ、彩香に濡れ衣を着せて傷つける。優柔不断だところがあり、親の意向通り梨奈と結婚をすることになるが、梨奈の尻に敷かれっぱなしの夫婦生活を過ごす羽目に…。
結婚後も彩香のことが忘れられず、何とか近づこうとする。
美樹 / 前田愛(まえだあい)
大阪・ミナミのクラブ「エレガンス」のホステス。ルームメートだった彩香と心を通わせ、彩香についていこうと決めて銀座のクラブ「佐和」へと移ってくる。

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