東野圭吾ミステリーズ
[第10話]
亜沙子(篠原涼子)は照彦(田辺誠一)と同棲中。09/13放送
二人は結婚の約束もしていなかったが、それぞれ仕事が充実した良い関係を続けていた。
だがある日、亜沙子に子宮筋腫が発覚。
今のうちに手術すれば子供を産むこともできると言われるが、亜沙子は照彦に打ち明けられない。
そんな中、二人が公園で遊ぶ子供を見ていると、照彦が一生自分の子供を持つつもりはないと言い出す。
それを聞いた亜沙子は照彦が何か隠しているのではないかと疑惑を抱いた。
さらに、亜沙子は寝ていた照彦が何やらうなされているのも見てしまう。
やがて、亜沙子は照彦が自分に隠れて、誰かに電話をしていることに気づく。
電話の相手とは、何やら子供のことについて話しているようだった。
亜沙子は電話の相手と会いに行く照彦を尾行。
照彦は田舎の喫茶店に入ると、同年配の男・幸一(音尾琢真)と出てきた。
二人が向かった先は墓地。
彼らの様子を伺っていた亜沙子は、そこに現れた久美子(柴本幸)に声を掛けられた。
幸一の恋人だという。
亜沙子は久美子が幸一と営んでいるという定食屋に招かれた。
二人が訪れた墓は20年前に幼くして通り魔に殺された晴美(甲斐恵美利)のものだという。
幸一も照彦と同じように何かに苦しみ、子供は作らないと言っているらしい。
話を聞いた亜沙子は晴美の家を訪ねていく。
すると、晴美の母・すみ子(キムラ緑子)から「晴美!」と声を掛けられる。
そんな彼女を夫の行雄(平泉成)が制止。
すみ子は晴美の死後、精神を病んでしまい、若い女性を全て晴美と思い込むようになっていた。
そこに照彦たちが現れ、行雄はとある空き地へ彼らと亜沙子を連れていく。
そこは子供の頃、照彦たちが遊んでいた秘密基地だった。
ある日、二人が遊んでいたところに、晴美が現れた。
以来、晴美はすみ子に内緒でそこに遊びに行くようになる。
晴美は照彦たちが廃タイヤとロープで作ったブランコで遊んでいた。
だが、それが壊れて地面に落ちてしまい、晴美は泣きじゃくる。
照彦たちは明日直してあげるからと約束して、別れた。
次の日、雨が降って、照彦たちは基地へ行かなかった。
だが、晴美は約束通り、基地に行っていた。
そこに通り魔が現れ、晴美は殺されてしまったのだ。
照彦たちは晴美が死んだのは自分たちのせいだと責任を感じていた。
その後の行雄やすみ子の様子を見た二人は、自分たちは子供を持たないと課していたのだった。
すると、行雄は晴美の日記を差し出した。
そこには翌日、ブランコを直してもらうのだと照彦や幸一の名前も書かれていた。
行雄は照彦たちを追及しようと捜し、二人が基地で号泣している姿を目撃。
それを見た行雄は彼らに対する怒りを失い、晴美が死んだのは自分たちの管理責任だと気付いた。
行雄は照彦たちに「今まで晴美のことを忘れないでいて、ありがとう」と言って頭を下げる。
帰京する道すがら、照彦は亜沙子にプロポーズ。亜沙子は照彦に抱きつき、涙を流した。
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キャスト
石上純一 / 唐沢寿明(からさわとしあき)実業団のアーチェリー部のコーチ。
愛弟子である望月直美を自殺という形で失ってしまう。
直美から遺書ともいえるビデオレターを残される。
田村厚子 / 松下奈緒(まつしたなお)
大阪に単身赴任していて殺された田村洋一の妻。
何故か大阪への強い拒否反応がある。
浅野葉子 / 観月ありさ(みづきありさ)
弁護士。自宅付近で倒れていた、記憶をなくした少女を助け自分の部屋に連れていく。
男性が刺殺された現場で少女の目撃情報が出る。
中川伸彦 / 反町隆史(そりまちたかし)
再婚の新婚旅行で沖縄にやってきた男。
昨年娘を石油ストーブの不具合による一酸化炭素中毒で亡くしている。
娘は新妻・尚美に殺されたのではないかと疑惑を抱き続けていた。
青山弥生 / 長澤まさみ(ながさわまさみ)
書道の師範。恋人の北沢のマンションへ行き、彼の死体を発見する。
アルファベットの「A」のようなダイイングメッセージがあり、部屋は荒されていた。
ある会社社長の遺言書がなくなっており、北沢が持ち逃げしていたという事実が浮かび上がる。
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