告発〜国選弁護人
[第6話]
02/17放送

佐原(田村正和)は裁判員裁判で死刑判決が下った殺人容疑者・井上(長谷川博己)の弁護を依頼される。
宮崎(大西信満)という男が何の面識もない井上に突然路上で刺されたらしい。
井上は一審の弁護人から控訴を勧められたが、拒否したという。

佐原は井上が宮崎を何度も刺していることから通り魔的犯罪ではなく、怨恨だと推測。
井上に拒否されながらも、国選弁護人を引き受けることにする。

宮崎はベンチャー企業の御曹司で、妻の由紀子(国仲涼子)とは8年前に学生結婚。
マスコミに取り上げられるほど、豪華な披露宴が行われていた。

やがて、宮崎はかつて集団レイプの首謀者として逮捕されていたことが分かる。
証拠不十分で不起訴だったが、レイプされたという女子大生・佳恵(ゆき)は自殺していた。
佐原は井上と佳恵の間に何か関係があったのではないかと推測した。

そこで、井上のアパートの大家・ハル(田島令子)に聞き込み。
8年ほど前、井上には釜飯屋で働く恋人がいたことが分かる。
佳恵のことを調べると、やはり釜飯屋でバイトしていた経験があった。

自殺した佳恵は恋人だったのかと追及された井上は、それを認める。
佳恵の心の病で自殺したと聞いていたが、最近になって本当の原因がレイプだと知ったらしい。

佳恵の墓参りに行った井上は、小林千尋と名乗る女性から声を掛けられた。
自分も同じレイプの被害者で、佳恵の自殺の真相を話したいと言われたという。
それを聞いた井上は宮崎の居場所を見つけ、刺殺したのだった。
井上は千尋を巻き込みたくないので、このことは秘密にしてほしいと佐原に頼む。

千尋が由紀子と同じ女子大に通っていたと聞いた佐原は、再び由紀子のもとへ。
だが、由紀子は千尋を知らないと言い、卒業名簿にも千尋の名はなかった。
佐原は井上の携帯に残っていた千尋の番号に、電話し、直接会うことにする。

大きなサングラスをかけて佐原の前に現れた千尋は、事件のことは本当だと言う。
被害者の中にレイプではなく同意だったと証言した裏切り者がいて、宮崎は不起訴になったらしい。
佐原は千尋に証人として出廷してほしいと頼むが、それは断られる。
その後、佐原が再び千尋の携帯にかけると、既に解約されていた。

井上の控訴審が始まった。
由紀子は千尋も佳恵も知らない、夫がレイプ容疑で逮捕されたことも知らないと証言。
佐原は由紀子の父親の会社が宮崎の父親の下請けだったことを指摘する。
得意先の息子の犯罪を隠蔽するよう、父親に言われ、レイプを否認したというのだ。

その結果、佳恵が自殺し、心を痛めていた由紀子は真相を告白することを決意。
小林千尋と名を偽って、井上の前に現れたのだった。

由紀子は宮崎が自分と結婚したのは口封じのためだったと証言。
井上が宮崎を殺すとは思わなかったが、心のどこかで望んでいたかも知れないと言う。

控訴審の結果、井上の死刑判決は破棄。懲役10年の判決が言い渡された。
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キャスト
佐原弁護士 / 田村正和(たむらまさかず)
国選弁護人。報酬は度外視し、弱きを助け強・・・
田中純子 / 真矢みき(まやみき)
佐原の亡妻の妹。ジャズバー『スウィング』・・・
佐原鶴子 / 相武紗季(あいぶさき)
佐原の一人娘。国際平和医師団のメンバー。・・・
赤堀波子 / 木村多江(きむらたえ)
夫殺害の罪に問われている被告人。

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