コードブルー 2nd season第11話あらすじ完全版

コードブルー 2nd season

[第11話]

03/22放送

悲惨な飛行機の墜落現場に到着した医師たちはすぐに患者の治療を開始した。

乗員としてこの飛行機に搭乗し自らもケガを負っている白石（新垣結衣）の父・博文（中原丈雄）は、自分の負傷よりも救助を優先。白石とともに“医師”として治療にあたった。そんな白石親子はケガを負った父娘を発見。父親が大怪我を負っており緊急オペをすることになる。医師として大きく成長した娘を父・博文は誇らしく思った。

藤川（浅利陽介）はケガ人の中に細田を発見する。彼もケガを負っていたが「（自分の）搬送はあとでいい」という言葉に従い、藤川は他の重症患者を診る。足を負傷している患者を診察した藤川は「搬送していたら間に合わない」と判断、緊急オペを決断する。無線で指示を出したのは元教官・黒田だった。黒田の的確な指示により藤川は無事にオペを終える。

ようやくヘリに搬送される細田だったが、病院まであと僅かのところで容態が急変。大出血を起こし心停止してしまう。

緋山（戸田恵梨香）は横隔膜が破れて他の臓器が肺を圧迫している子供の患者を診る。「すみません、できません！」という緋山に子供の母親は必死に懇願。それを見た緋山は尽力することを決意する。緊急オペの際「物だと思え」という橘（椎名桔平）に、緋山は「人間だと思って切ります！」ときっぱり。手術も無事成功した。

藍沢は、「子供を機内に置いて逃げてきた」と嘆く父親を見かける。その後、藍沢が機内で救助を行なっていると、その子供を発見する。しかし状況は悪く、右足切断も止むを得ない状態だった。そこで藍沢は息子の父親を呼んだ。藍沢は、手術後に過酷なリハビリが必要であることを父親に説明し、「支えになってあげてください」と伝える。藍沢の言葉に息子の父親は頷いた。

一方、病院で行なわれていた田所（児玉清）のオペは一時危険な状態だったが、その後、最良の手術で何とか危険を回避し無事に終了する。その後意識も回復。心配された後遺症もないようだった。

飛行機墜落現場での救命救急を終えた藍田、白石、緋山、藤川…そして、冴島（比嘉愛未）。彼らはこの事故の経験でまた一段と成長したようだった。

その後――。
冴島は、亡き恋人・田沢（平山浩行）の留守番メッセージを消去。悲しみを乗り越える勇気を持ったようだった。
緋山は、フライトドクターにはなれなかった。そんなある日、脳死判定を受けた息子を亡くした母・直美（吉田羊）が会いに来てくれる。緋山にとっては何よりの出来事だった。
藤川と白石は、フライトドクターになった。白石は、今回の事故で骨折しながらも医師として患者を最優先に考える父・博文に「あたし、お父さんみたいな医者になるから！」と決意を伝える。そんな娘に博文は「がんばれ！」とエールを送った。
藍沢は、フライトドクターを選択せずに脳外科医となった。私生活では父・誠次（リリー・フランキー）に少しだけ歩み寄った。藍沢親子の和解の日はそう遠くないかもしれない。

救命救急には、相変わらず次々と患者が搬送されている。
ドクターたちの忙しい毎日は今も続いている…。
＜終＞

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