モデル･ラブリ&高橋ユウがフジのヤラセ告発! ｢ハーフはバカ｣を押し付けられた!

人気ハーフ芸能人の苦悩を特集した3月10日の日本テレビ系『解決!ナイナイアンサー』で､モデルのラブリと高橋ユウが過剰に"ハーフっぽさ"を求められる事への苦悩を語った｡

高橋ユウは､｢私ずっと日本で育ってきて性格も日本人やし控えめだし､おもいっきりいけへんところあって､一回ラブリちゃんと一緒にハーフタレントと行くぶらり旅みたいなやつを一緒に行った時に､ハーフタレントがワーワーやるみたいな(企画で)めっちゃ大変!｣と､外国人の血が入っている人は皆陽気というイメージをスタッフから要求され困ったという｡

同じくラブリも､｢大変でしたよね！好き勝手わちゃわちゃしてください！みたいな感じだけど、日本人の感覚だしお寺ではちゃんと手を合わせたい｡でも『手を合わせずに"どうやってやるの?"みたいな感じで』って言われて｣とわざと無知なキャラを演じるよう求められた｡
ラブリは四国八十八箇所を巡るお遍路を経験したこともあり､お寺での作法など百も承知｡しかしそれでも､｢ハーフ枠として呼んでるからハーフらしさのポジションでいかないと｣と指摘され､仕方なくスタッフの要求通り､"何も知らないハーフ"キャラを貫き通したようだ｡

二人が共演した番組を遡ってみると､2014年1月放送のフジテレビ系『開運ゴージャスさんぽ』が該当する｡ダレノガレ明美･高橋ユウ･ラブリ･水沢アリーの4人が､石原良純に日本の文化や風習をレクチャーするという内容で､まさに彼女達が話した概要と完全一致｡確かに内容的に､女性陣が日本の文化に精通しているようでは元も子もないが､無理矢理押し付けるのはいただけない｡

日本に長期間住んでいるハーフは､見た目は外人でも中身はほぼ日本人｡生まれ育った境遇をしっかり把握した上でスタッフは企画なりキャスティングを進めて欲しいものだ｡

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