AV女優･麻美ゆまが蒼井そらと久々の番組共演! 二人の長年の関係や手術前後の思いを語る!

境界悪性腫瘍により卵巣及び子宮を全摘し､直腸に癌が転移して抗がん剤投与中であることを公表したAV女優･麻美ゆまが､8月26日放送のBSスカパー『BAZOOKA!!!』に出演した｡

同日は､｢がんばれ麻美ゆま｣と題し､麻美ゆまと親友･蒼井そらをゲストに招いて､麻美ゆまを元気づける為の番組を制作｡
司会の真木蔵人は｢最高のエンターテイナー｣だと彼女を絶賛｡長年､DVD作品にお世話になっている大ファンだという｡レギュラーのモデル･紗羅マリーは､麻美ゆまの全摘手術のニュースを聞き､自分も初めて病院へ検査しに行ったと告白｡勇気あるカミングアウトが､男女問わず多くの人々に影響を及ぼした｡

麻美ゆまと8年来の付き合いがある蒼井そらは､仲良くなったキッカケについて､業界に先輩にあたる彼女が｢蒼井そらを超える逸材がデビュー｣という触れ込みを見て､内心腹が立っていたそうだが､実際会ってみて性格が良い子だと知った｡麻美ゆまもまた､蒼井そらはお姉ちゃん的存在と語り､頼りになる先輩かつプライベートでも大親友だ｡

2013年2月に手術を敢行した麻美ゆま｡その2ヶ月程前､2012年末頃から､蒼井そらも彼女の異変に気付いた｡明らかに痩せており｢どうしたの?｣と訊ねたという｡しかし当時はまだ詳しい病名は分からず､ただただ見守るのみ｡
手術が終わり退院後は､一緒に食事に行ったりと率先して元気付けようと動いている｡『BAZOOKA!!!』においても｢どんなスケジュールでも絶対出ようと思った｣と話し､別日には麻美ゆまへのドッキリサプライズプレゼントを用意｡二人で旅行した時の映像やテレビ東京系『おねだりマスカット』シリーズの懐かしい映像を編集したVTRを見せた｡しかもその場所へは､真木蔵人が車を運転して案内｡何も知らされていなかった麻美ゆまは感動の涙を流した｡

日本初のフィリピンパブを営む家庭で育ち､幼少期からお店のカラオケで歌を披露していた｡そこから､歌手への夢が芽生えた｡2005年に芸能界デビューを果たすも､｢AVに転身しないか?｣と事務所から衝撃的な発言を聞かされ､同年10月にAV女優としてデビュー｡一躍人気女優へ躍進した｡
AV女優という特殊な職業だが､卵巣がんとの因果関係は一切無い｡病気を告白した後､｢子宮頸がんと間違われることもあった｣と明かし､｢『AV女優はみんな子宮頸がんになってるからね～』と言われ､実際に子宮頸がんを患っている方に凄く失礼ですし､腹が立ちました｣と､偏見の目を持たれる場面も｡

しかし勿論､多くの久々は皆麻美ゆまの回復を祈っている｡スタジオには麻美ゆまが大好きな氣志團が駆け付け生歌を熱唱したり､VTRで縁のある有名人､田原総一朗や大泉洋､さらに銀杏BOYZの峯田和伸は弾き語りで､彼女へのメッセージを贈った｡

麻美ゆまは先日Twitterにて､｢とりあえず予定されていた､抗がん剤(投与)6回が終わりました!｣と報告｡まだ副作用として脱毛や骨髄抑制等の症状は残るものの､体調は回復していると綴った｡
体に十分配慮しながらも､一日でも早い復帰を待つばかりだ｡

◆関連ニュース