｢アイアンシェフ｣が半年で打ち切り! フジテレビ大赤字!

2012年10月期から放送を開始したフジテレビ系『アイアンシェフ』が､放送僅か半年で打ち切りが決まったという｡『日刊ゲンダイ』が報じている｡

『アイアンシェフ』はかつて同局で絶大な人気を博した料理番組『料理の鉄人』の復刻版｡司会に玉木宏を起用して､昨今の料理界を賑わす期待のシェフが多数登場した｡
とはいえ､番組内容は"焼き直し"｡スタジオのセットは数千万を費やしただけあって豪華だが､目新しさはなく､視聴率は伸び悩んでいた｡直近1月18日放送回は同時間帯最下位の6.2%｡

初回から不安含みのスタートだった｡キッチンリポーターの宮川大輔が頻繁に｢佐野さん! 佐野さん!｣と佐野瑞樹アナウンサーに声を掛けるのが｢うるさい!｣と多くの視聴者から不満の声があがり､宮川大輔は一週目にして降板｡リポーターが三田友梨佳アナウンサーに交代する事態が起きた｡玉木宏の進行っぷりも､『料理の鉄人』時代の鹿賀丈史に比べると､緊張感を煽るオーラがない｡
『料理の鉄人』は深夜23時台の放送に対し､『アイアンシェフ』は20時台｡ちょうど夕食時と重なる｡23時台だと､番組を見ながらお腹が空いてくるなんて事もあるが､食事を食べている最中に見たい番組かと言われれば､疑問｡

数千万円相当の豪華なセットは､僅か半年間でお役御免｡莫大な制作費用も当然回収出来ていない｡4月期からは新しいバラエティー番組をスタートさせる方針で話が進んでいるという｡

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