モデル･加賀美セイラが関西出身じゃないのにウザい関西弁を使う理由!

リクルート｢ゼクシィ｣のCMで"ババババーン♪"と歌いながら花嫁姿を披露して一気に注目を浴びたモデル･加賀美セイラ｡
一時学業に専念するため芸能活動を休止するも､2007年に復帰｡歌手活動を展開する他､コカ･コーラ｢リモ･ナーダ｣等､数社のCMに出演｡2009年には山下智久との熱愛報道も取り沙汰された｡

最近ではバラエティー番組への出演機会もある加賀美セイラには､テレビに登場する度､｢関西弁がイラッとする｣という批判が多く視聴者から聞こえてくる｡
彼女の故郷は山梨県｡日本人とフランス系カナダ人のハーフで国籍は日本ながら､関西地方に在住したわけではない｡

一般的に､関西出身でない人が表面だけ真似てイントネーションが微妙に違う関西弁を使うのを､関西人は非常に嫌う｡テレビ東京系『ありえへん∞世界』のナレーションが"インチキ関西弁"を使っているのも､関西地方の視聴者からは不評ばかりだ｡

実は彼女､カナダ･トロント大学に進学した際､日本から一人で留学したため､現地に友達が全くいなかった｡
ただでさえ寒い気候のカナダで孤独と寂しさに耐えながら､稀有な存在の日本人留学生に対する差別にも我慢しなければならなかった｡

辛い想いをしていた加賀美セイラが出会った唯一の日本人こそ関西地方出身の女の子で､一年間日本語で話したのは彼女だけというほど｡相手が関西弁だった為､喋り口調がすっかり染みこんでしまったという｡
日本に帰国後､標準語に戻そうとしたが､｢標準語ってこんなにも固いイメージがつくんだろう･･･関西弁ってどーしてこーんなにも､フランクでフレンドリーな喋り方なんやろーって｣と関西弁の良さを認識し､今でも使い続けている｡

ただし､仕事現場では極力標準語を使うよう心掛け､留学先で出会った女の子とも会っていないため､関西弁慣れが薄れ上手く話せなくなっている｡それ故に今現在関西人が聞くとおかしな関西弁に思えてしまうのだ｡
加賀美セイラは､｢色々な言葉聴いてると､おもろいって思った方言が､いつの間にか自分の脳内にインプットされちゃってる笑京都行った時は"おおきに～"って言いたくなっちゃうし｣と地方地方の方言を自らに取り入れるのが根本的に好きだとも述べている｡

確かに関西人からしたら自分達の方言である関西弁をバカにしてるように聞こえるかもしれないが､彼女流のフレンドシップの取り方だと大目に見てあげてもらいたい｡

◆関連ニュース