石橋貴明､｢細かすぎるモノマネ｣で高視聴率取ると意気込むも結果は惨敗!?

フジテレビ系『とんねるずのみなさんのおかげでした』の人気企画「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」のスピンオフ番組、『ザ･細かすぎて伝わらないモノマネ』が6月22日に放送された。

番組収録後に応じたマスコミ向け取材で、とんねるずの石橋貴明は「これだけは絶対言おうと思って、きょうここに来たんです」と切り出し、「新聞で1週間の視聴率ベスト20って出るじゃないですか。この何ヶ月かフジテレビの番組がベスト20に入っているのを見ていないんですよ。旧フジテレビっ子としたら、何をやってるんだって。絶対この番組は20じゃなくてベスト10に入れてやろうと思って」と最近低迷しているフジテレビに喝を入れると共に、自分の番組の成功を予言。

「このスタジオの中にも、本当はもう現場でカメラやらなくてもいいくらいの偉い奴が、現場に来てくれて撮ってくれたり、セットを作ってくれたりしているんですよ。『みなさん』スタッフがたくさんいるんですよ。そして、この番組がすげえ数字が出るとみんな喜ぶんですよ。それはスタッフの意地なんですよ」と、かつて一緒に番組を作っていた仲間たちも駆け付け、なんとか結果を残そうと必死だったとアピールした。

並々ならぬ思いを込めて制作した『ザ･細かすぎて伝わらないモノマネ』だったが、ビデオリサーチの調べによると平均世帯視聴率が7.7%、平均個人視聴率4.8%だった。
1990年代は高視聴率を当たり前のように獲得してきたとんねるずからすると、決して満足できる数字とは言えない。ただし番組内容への反響は大きく、数字以上に世間へのインパクトを与えたとも言えよう。

現在は視聴率10%を取るのも大変な時代。石橋貴明の熱意は素晴らしいものの、さらに番組をグレードアップさせないと、彼が描くようなサクセスストーリーは実現できない。

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