｢ヒルナンデス｣視聴率同時間帯3位に後退! ｢バイキング｣に抜かれた!

お昼のバラエティー番組として好調を維持してきた日本テレビ系『ヒルナンデス!』の人気に陰りが見えてきた｡

ビデオリサーチ調べによる6月の月間平均視聴率で､正午前後の在京キー局番組で､視聴率1位はTBS系『ひるおび!』､そして2位にフジテレビ系『バイキング』が浮上｡
同時間帯は､6年連続『ひるおび!』が年間視聴率トップで､王座をキープしている状況だが､2位は毎年『ヒルナンデス!』だった｡水卜麻美アナウンサーの人気もあり､視聴者層が分かれていた印象だ｡

ところが､『バイキング』が生ホンネトークバラエティーへと路線変更を敢行すると､スキャンダルが起こる度に高視聴率を記録｡6月は､日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題や､"紀州のドン･ファン"こと野崎幸助の不審死事件があり､高視聴率を維持｡ついに月間平均視聴率で『ヒルナンデス!』を上回ったのだ｡

原因の1つとして､『ヒルナンデス!』のマンネリ化も挙がられる｡グルメやファッション､美容や健康など､多ジャンルを網羅しているものの､何年も番組を続けていればどうしても似たような内容になってしまう｡
新たな事件が起きる度に盛り上がりを見せる"生討論"の『バイキング』に太刀打ちするには､『ヒルナンデス!』にも大規模なテコ入れが必要かもしれない｡

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