｢SMAP×SMAP｣が間もなく打ち切り!?　テレビ界に吹き荒れる｢SMAPは不良債権｣の声!!

(10/24)

不況の中､テレビ界はすでに新体制に移行しつつあるという｡

象徴的なのがこの秋および来年春の改変だ｡

中でも注目はフジテレビ｡

なんと人気番組｢SMAP×SMAP｣の打ち切りを検討しているというから驚きだ｡

経費削減が叫ばれる今､毎週赤字を計上しているスマスマは格好のターゲット｡

局内では｢あの番組がなくなるだけで､月に数十億が浮く｣と､打ち切りムードが漂っているらしい｡

また､テレビ局がSMAPを切りやすくなった理由のひとつに､人気の陰りが挙げられる｡

中居主演の月9が歴代最低視聴率をマークしたことや､TBSで香取が主演した｢こち亀｣も局を挙げての一大プロモーションを展開したのに目も当てられないほどの惨状｡

同じ土曜夜でも､一発屋芸人を集めて海の家を経営させるお手軽企画の方が視聴率を上げているのだから､テレビマンからするとバカバカしいにもほどがある｡

普通のドラマなら間違いなく回数を短縮するところだが､SMAPがメインの番組だけにそれもできない｡

SMAPは時代の寵児から一転､今やテレビ業界にとって不良債権になってしまったようだ｡

｢キムタクなら数字は稼げますが､何年に1回しか回ってこない主演ドラマのために､数字も取れないで宣伝費ばかりかかる番組をいくつも抱えさせられるのはバカバカしい｡そんな余裕はありません｡それだったら､まだ数字的には波があるものの､すでにCDセールスでは大きく上回っている嵐を囲い込んだほうがいい､というのが各局の一致した意見です｣(テレビ局関係者)

CDセールスといえば､先日発売されたSMAPの新曲｢そっときゅっと｣が､AKB48の｢言い訳maybe｣にデイリーチャートながら首位を奪われる､という波乱が起きたばかり｡

その快挙を伝えたオリコンの記事から､突然｢SMAPを抑えて｣という一文が削除されたことも話題になっている｡

｢いったいどこから圧力がかかったのか?｣とネット上でニヤニヤされる始末｡

草なぎ復帰時に演出した友情物語の神通力で一時は巻き返したかのように見えたが､それも大した追い風ではなかった｡

｢これだったら､あのタイミングで解散したほうが伝説になれた｣と愚痴る関係者もいる｡

ジャニーズ事務所内でも､看板スターをSMAPから嵐へと移行しようとする動きがあるというから､いよいよSMAP神話にも終止符が打たれるのだろうか｡

注目のタイミングは遠くはない｡(古田鉄寿)