"パナソニック芸人"品川逆ギレ! 「一円ももらってねえよ」の"ハァ!?"

バラエティ番組「アメトーーク!」(テレビ朝日)の"くくりトーク"から生まれた、"ガンダム芸人"、"ひな壇芸人"といった芸人のカテゴリーの一つとして、今やすっかりおなじみとなった"家電芸人"

その一人、品川庄司・品川祐が、10月8日に放送された「アメトーーク!」の中でも、盛んにパナソニックの製品をプッシュ。

しかし、品川がパナソニックのネット広告に起用されていたため、"パナソニックの宣伝をしているだけでは?"という疑問が浮上。

メディアの中にも品川を批判的に取り上げるところが出るなど、ちょっとした騒ぎとなっている。

こうした動きに対し、品川本人はこれまでリアクションを見せていなかったが、10月22日に公式ブログのエントリー「一円ももらってねえよ。」を更新。

疑惑を真っ向から否定しているのだが、この"逆ギレ"、相当におかしい。

品川は、「パナソニックを褒めるのは広告契約があるから」とメディアに書かれたことについて、「一円たりとももらってねえわっ。っていうか、もらってるって思われるぐらいなら逆に欲しいわっ」と、その見方を強く否定。

それでは、広告出演はボランティア?

「僕はパナソニックさんのネットコマーシャルをやっていますが、どこのどんな商品のことを話してもなーんの問題もありません」と、パナソニックが実に寛大な契約条件を示していることを主張している。

しかし、一般的な広告キャラクターの契約として、そうしたことはあり得ない。

例えば出演中のレギュラー番組のスポンサーのライバル社や競合商品の広告に出演した場合、最低でも番組は降板という形で"追放"

そもそもテレビ番組の場合、競合他者の広告との契約がある出演者は、ゲストでもNGというのが一般的だ。

ともあれ品川は、番組でパナソニックの商品を褒める理由について「ガチでパナソニックが好きだから」と"パナソニック愛"を強調。

「どんなにどこでどう言われてもパナソニックさんの商品は最高です。VIERAリンク大好きです。もちろん、このコメントも0円です」と、"無償の愛"も強調している。

ともあれ、品川が主張するように、パナソニックとの間に実に寛大な契約を結んでいたとしても、広告契約があって金銭が介在していないというのは無理がある。

「一円ももらってねえよ。」という書き方は"誤解"を広げるばかりだろう。

"おしゃべりクソ野郎"の面目躍如というところか、さて?(淺川)


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