映画『セックス・アンド・ザ・シティ』で新進気鋭のフランス人俳優が有名俳優を食っちゃう！？

(05/07)

映画『セックス・アンド・ザ・シティ（SATC）』に急激な動きが見えてきた。

一時は出演が危ぶまれた「ミスター・ビッグ」役のクリス・ノースが､映画『セックス・アンド・ザ・シティ（SATC）』の続編への出演を承諾したというのだ。

4月27日､主演のキャリーを演じるサラ・ジェシカ・パーカーはトライベカ・フィルム・フェスティバルの場で質問された。

だが､「ストーリー展開についてはまだ何も知らされていない」と「E！ニュース」に語っている。

また､フランス人俳優のジル・マリーニが出演するというウワサについて聞かれると､「まったく分からない」としながらも「非常にあり得る」と期待を持たせた。

ところで「ジル・マリーニって誰？」というぐらい日本では知名度がない彼。

フランス人俳優で､いくつかのアメリカのTV番組やCMに出演しているが､世界的にブレークしたのは映画版『セックス・アンド・ザ・シティ』のダンテ役。

ジレが演じたダンテはキム・キャトラル演じるサマンサのお隣さん。

毎日毎日セックスに明け暮れる正体不明の" セックスマシーン"というわけだ。

全裸でシャワーを浴びる彼を､元セックスマシーンのサマンサがうっとりと見とれるシーンがあり､DVD版ではサービスカットとしてちらりと彼の"下半身"が映っているという。

同作の劇場版は､本国では熱烈なファンのあまりの期待の大きさのせいか､意見が分かれている。

「すごく良かった」という評判がある反面､「セックスシーンも少なく､良くなかった」という声も少なくない。

元々はコメディーのはずがシリアスな恋愛モノになってしまい､セックスシーンもミランダ以外､取り立てて見るべきものがなかった。

となれば､続編にはぜひとも熱気あふれるサマンサのセックスシーンが不可欠で､その為にはどうしても「ダンテ」が欲しいというのはありえる心理だ。

もしかしたらファンも､煮え切らず､セックスシーンもないビッグより､分かりやすいダンテの出演に大きな期待を寄せているのかもしれない。

ジルのキャリアは順調で､さらにはアメリカの人気番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』でも優勝するかもしれないと言われるほどの巧みなダンスを発揮。

SATC続編の出演にしても「電話があればプールにだって飛び込むさ！」と大乗り気。

これはもうサマンサとのタグマッチを期待するしかない。（古田鉄寿）

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