嵐二宮の「流星の絆」14%台転落で首位「相棒」に届かない視聴率

10月期の連続ドラマで視聴率ランキングで、テレビ朝日「相棒 season7」(17.7%)とトップ争いを展開中のTBS「流星の絆」(16.2%)

嵐・二宮和也(にのみやかずなり=25)、関ジャニ∞(NEWS)・錦戸亮のジャニーズの二人と、戸田恵梨香の共演は放送開始前から話題になっていた。

原作は東野圭吾のベストセラー小説「流星の絆」

脚本を宮藤官九郎が担当し、小学生の時に何者かに両親を殺された三人兄弟の過去と現在を絶妙に交錯させて描いている。

このドラマのヒットについて、日刊ゲンダイが提灯記事気味? の二宮礼賛を書いている。

曰く「ジャニーズの中では岡田准一とともに演技力が評価されている二宮の貢献も大だ」(日刊ゲンダイ)

「最近は錦戸人気も急上昇だが、二宮の安定感は格別。2006年のクリント・イーストウッド監督『硫黄島からの手紙』では渡辺謙と共演して絶賛された。

また、ファンの支持も圧倒的だ。表紙とインタビューに登場している発売中の放送専門誌「GALAC」(12月号)は通常の三倍の売れ行きというから驚異である」と手放しのホメっぷりは続く。

このドラマ、初回視聴率の21.2%こそ今期ドラマでトップの数字だが、その後視聴率は右肩下がりが続き、直近二回の視聴率は14%台に落ち込んでいる。

ゲンダイが“御用記事”で二宮をプッシュしているという見方ができるのはそのへんだ。

トップの「相棒」の視聴率は今のところ15%を切ったことが無く、1.5ポイントの差は小さいように見えて、じつは右京の背中は遠くなる一方なのだ。

また、シリアスな東野原作を、自分流のドタバタコメディに仕立てているクドカン、宮藤官九郎の仕事っぷりに賛否両論あるのも不安要素だろう。

ゲンダイは「爆発力はないが、二宮人気は長く続きそうだ」と記事を結んでいるが、実際はこのまま二位をキープできるかの正念場というところか。(淺川)


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