マイケル・ジャクソン、踏んだり蹴ったり。今度はバーレンの王子様に訴えられた！

少年愛の舞台にもなったネバーランドの所有権を手放した､マイケル・ジャルソン(50)がまたもや災難に見舞われた。

中東・バーレーンの王子から「レコード､自伝などを発売する契約を守らなかった」として700万ドル（約6億7500万円）の返済を求められている裁判が17日､英ロンドンの王立高等法院で始まったという。

「サンケイスポーツ」によると､訴えたのは､バーレーン国王の次男。原告側弁護士によると､アマチュア作曲家でもある王子は2005年､子供への性的虐待疑惑で公判中のマイケルと知り合い､無罪判決の出た同年6月に王子の貴賓として同国へ招いた。

翌年4月には､王子の書いた歌詞で､売上金をスマトラ沖地震救済にあてる曲をマイケルがリリースする契約を締結。

このほか､アルバム製作､ミュージカル公演などを条件に､バーレーンへの飛行機代や取り巻きの生活費など数百万ドルを出資。その総額は700万ドルにのぼるとしている。

これに対し､マイケル側弁護士は「契約を結んだというのは王子の勘違い」とし､700万ドルも「贈り物と思っていた」と反論。マイケルは今後､ビデオ中継を通じて米国から裁判官の尋問に応じる予定。

700万ドルを「贈り物と思っていた」と反論するマイケルはやっぱりスーパースター？　(松野)