ドラマ「Room Of King」の全楽曲を手掛けるキマグレンの注目度がグングンアップ！！

(10/09)

キマグレンといえば､「au」のCMソング「LIFE」の大ヒットでブレークした男性デュオだ。

そんなキマグレンがフジテレビ系ドラマ「Room Of King」の主題歌を手掛けている。

コメディータッチのストーリーに合わせた､ラテン調でノリのいい楽曲､「愛　NEED（アイニード）」がそれだ。

今回､「Room Of King」について､実は主題歌だけを担当しているのではない。

挿入歌などドラマ音楽も､すべてキマグレンの楽曲で構成されているというのだ。

実は､この手の試みは今回初めてではない。

昭和50年代､人気ドラマシリーズ「ふぞろいの林檎たち」でサザンオールスターズが同じ試みを行い､ドラマも楽曲も大ヒットしたという前例がある。

キマグレンとフジテレビは､その相乗効果を狙いながら､W主演の水嶋ヒロ（みずしまひろ=24）と鈴木杏（すずきあん=21）の熱演を盛り上げていこうという趣旨だ。

ちなみに､キマグレンは､明学大卒でボーカル＆ギター担当のISEKI（27）と､米ニューヨーク・シュラキュース大医学部卒でボーカル＆作詞作曲担当のKUREI（28）が平成17年に結成したデュオ。

2人の故郷､神奈川・逗子海岸の海の家ライブハウス「音霊OTODAMA SEA STUDIO」を運営しながら､そこを拠点にインディーズ活動を行ってきた。

そして今年2月に「あえないウタ」でメジャーデビュー。

7月に初アルバム「ZUSHI」がオリコン1位に輝き､大ブレークを果たした。

デビューから1年を待たず､ドラマの全楽曲に関わるという大役を担うことになった彼ら。

しかし､その実力はすでにシングルとアルバムで証明済みなので､視聴者としては心配なくドラマ世界に没頭できるだろう。

さて､気になる第2話は11日土曜にオンエア。

フリーターの森次郎（水嶋ヒロ）は､バイト先のバーの客・マリアに贈る花選びに迷い､別のバイト先の生花店・店長に相談する。

そして､店長の言葉にイメージを得て､独創的な花束を作り上げた。

一方､銀行窓口ＯＬの浅田朝子（鈴木杏）は､「強盗事件の人質」だと注目される日々にうんざり。

そんななか､勤務中に芸能プロダクションを名乗る男にスカウトされる。

婦人科医の響京子（井川遥/いがわはるか=32）は､性病の治療や妊娠中絶の相談で病院を訪れる若い女性たちの態度にあきれつつも､「お説教」と称し､リアルなアドバイスを与えていた。

売れっ子スタイリストの真島洋平（渡部篤郎/わたべあつろう=40）は､撮影の日に寝坊してしまいアシスタントのリバーを現場に向かわせる。

撮影スタジオにやってきたリバーは､マジマックスになりすまし､タレントのスタイリングを開始。

そこへ到着したマジマックスは､アシスタントを装いながら､リバーにこっそり指示を出す。

そんなところへ､マジマックスに事務所から電話が入り､大物ミュージシャンの布袋寅泰（布袋寅泰/ほていともやす=46）のスタイリングを頼まれる。

その夜､森次郎らが「KING」のリビングにいると､ひとりの男が現れる。

朝子が人質になった強盗事件を解決した孫健一（板尾創路/いたおいつじ=45）だ。

料理人だという孫に､みんなは思い思いの質問をぶつけるが……。　

キマグレンの楽曲にも注目しながら､どんどんと起こる予想外の出来事に注目していきたい。（古田鉄寿）

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