ドラマ「ウォーキン・バタフライ」が映画「フライング☆ラビッツ」と同じ世界観をともにする!!
(07/18)
華やかで、誰もが憧れるファッション業界。
その世界で活躍するのが、美しい衣裳を身に纏い、世の女性たちの羨望を一身に集めるモデルたちだ。
たぶん皆同じなのだと思うが、そんな彼女たちには全くコンプレックスがないのか、と常々疑問に思ってしまうもの。
モデルの美しさの秘訣には、スレンダーなボディを維持する努力などさまざまな舞台裏があるもの。
だが、結局は「自分を好きになれたとき、初めて自信が持てるようになる」という、心の奥底からくる要因が、モデルをモデルたらしめているといわれている。
このように華やかなながら厳しいファッションモデルの世界を舞台に、ひとりの高身長にコンプレックスを抱く女の子が飛び込んでゆく姿を描いたのが、テレビ東京の新ドラマ「ウォーキン・バタフライ」だ。
このドラマは、たまきちひろの「ウォーキン・バタフライ」(宙出版)を原作としたグローイングアップストーリー。
主役の寅安ミチコ役には、映画「カンナさん大成功です!」(2008年)、「僕らの方程式」(2008年)などへの出演でノリにノっている中別府葵(なかべっぷあおい=17)が抜擢。
撮影に入る1ヶ月ほど前から監督と一緒にミチコの役作りをしたという中別府。
もともとコメディ好きだったのだそうだが、「人を笑わせるのはすごく難しい」と苦戦のあとも。
彼女が演じるミチコは、身長がとても高く、そのことをコンプレックスに思っているという設定だが、実は中別府もファッション雑誌「mina」の専属モデルを務めるだけあって、とてもスレンダーな長身美人。
「演じていて、ミチコと似てる部分がすごくありました。私も芸能界に入ってモデルになるまでは長身っていうのがコンプレックスだったんですけれど、モデルになってそれがどんどん自信に変わっていったというのがあるので、ミチコと同じだなと思いました」
まさしく、作品のテーマとなるのがこの部分。
主演と主人公が重なって見えるような、これ以上はないキャスティング。
しかし、それでドラマの成功が語れるかと言うとそうではない。ちょっとほかのキャストのことも見てみたい。
中別府の周囲を固めるのは、映画版にも出演していた水野樹役の滝沢沙織(たきざわさおり=26)。
「ドラマも映画も出させていただいて、2つの作品をつなげる橋渡しという大事な役どころ。今までこういう企画もなかったと思うのですごく楽しみです。映画では描かれていない部分がドラマには描かれていて、普段の生活の中の樹らしさというのも出ているので、映画とのギャップを両方楽しんでいただければ」と意気込んでいる滝沢。
そうなのだ。
実は映画版と“つながり”があるのがこのドラマ版の特徴。
9月13日より全国公開する、実在の女子バスケチーム“JALラビッツ”の活躍をベースに、まっすぐで不器用なヒロイン(石原)の奮闘を描いた「フライング☆ラビッツ」と、ドラマ「ウォーキン・バタフライ」が、ひとつの世界の中に共存する物語。
世界観はもちろんのこと、映画の枠内だけでは描ききれない細かい設定などをまずはドラマできっちり描き、2つの作品ではなく、ひとつの作品を別視点で見ていくという、大規模な仕掛けがそこにはあったのだ。
同じく第1話にゲスト出演した早瀬ゆかり役の石原さとみ(いしはらさとみ=21)も、
「1年前に(映画で)演じた役柄をまたこうして(ドラマで)演じられるのはとてもうれしいことだなということと、映画が公開されていないのに一足早く皆さんにこのキャラクターをお届けできるというのがとても珍しいことで、貴重なことで、うれしいですね」と語っている。
中別府の美しさだけが話題かと思いきや、実はとんでもない企画だったと、フタをあけてみてビックリというわけだ。(古田鉄寿)
その世界で活躍するのが、美しい衣裳を身に纏い、世の女性たちの羨望を一身に集めるモデルたちだ。
たぶん皆同じなのだと思うが、そんな彼女たちには全くコンプレックスがないのか、と常々疑問に思ってしまうもの。
モデルの美しさの秘訣には、スレンダーなボディを維持する努力などさまざまな舞台裏があるもの。
だが、結局は「自分を好きになれたとき、初めて自信が持てるようになる」という、心の奥底からくる要因が、モデルをモデルたらしめているといわれている。
このように華やかなながら厳しいファッションモデルの世界を舞台に、ひとりの高身長にコンプレックスを抱く女の子が飛び込んでゆく姿を描いたのが、テレビ東京の新ドラマ「ウォーキン・バタフライ」だ。
このドラマは、たまきちひろの「ウォーキン・バタフライ」(宙出版)を原作としたグローイングアップストーリー。
主役の寅安ミチコ役には、映画「カンナさん大成功です!」(2008年)、「僕らの方程式」(2008年)などへの出演でノリにノっている中別府葵(なかべっぷあおい=17)が抜擢。
撮影に入る1ヶ月ほど前から監督と一緒にミチコの役作りをしたという中別府。
もともとコメディ好きだったのだそうだが、「人を笑わせるのはすごく難しい」と苦戦のあとも。
彼女が演じるミチコは、身長がとても高く、そのことをコンプレックスに思っているという設定だが、実は中別府もファッション雑誌「mina」の専属モデルを務めるだけあって、とてもスレンダーな長身美人。
「演じていて、ミチコと似てる部分がすごくありました。私も芸能界に入ってモデルになるまでは長身っていうのがコンプレックスだったんですけれど、モデルになってそれがどんどん自信に変わっていったというのがあるので、ミチコと同じだなと思いました」
まさしく、作品のテーマとなるのがこの部分。
主演と主人公が重なって見えるような、これ以上はないキャスティング。
しかし、それでドラマの成功が語れるかと言うとそうではない。ちょっとほかのキャストのことも見てみたい。
中別府の周囲を固めるのは、映画版にも出演していた水野樹役の滝沢沙織(たきざわさおり=26)。
「ドラマも映画も出させていただいて、2つの作品をつなげる橋渡しという大事な役どころ。今までこういう企画もなかったと思うのですごく楽しみです。映画では描かれていない部分がドラマには描かれていて、普段の生活の中の樹らしさというのも出ているので、映画とのギャップを両方楽しんでいただければ」と意気込んでいる滝沢。
そうなのだ。
実は映画版と“つながり”があるのがこのドラマ版の特徴。
9月13日より全国公開する、実在の女子バスケチーム“JALラビッツ”の活躍をベースに、まっすぐで不器用なヒロイン(石原)の奮闘を描いた「フライング☆ラビッツ」と、ドラマ「ウォーキン・バタフライ」が、ひとつの世界の中に共存する物語。
世界観はもちろんのこと、映画の枠内だけでは描ききれない細かい設定などをまずはドラマできっちり描き、2つの作品ではなく、ひとつの作品を別視点で見ていくという、大規模な仕掛けがそこにはあったのだ。
同じく第1話にゲスト出演した早瀬ゆかり役の石原さとみ(いしはらさとみ=21)も、
「1年前に(映画で)演じた役柄をまたこうして(ドラマで)演じられるのはとてもうれしいことだなということと、映画が公開されていないのに一足早く皆さんにこのキャラクターをお届けできるというのがとても珍しいことで、貴重なことで、うれしいですね」と語っている。
中別府の美しさだけが話題かと思いきや、実はとんでもない企画だったと、フタをあけてみてビックリというわけだ。(古田鉄寿)
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