志田未来、コメディーに挑戦。山田優が“鬼姉”。実弟は「地でイケる」とエール

女優の志田未来（しだみらい=15）が7月9日スタートの日テレ系連続ドラマ「正義の味方」（水曜・後10時）に主演する。

「スポーツ報知」によると､原作は「月刊コーラス」に連載中の聖千秋の同名のコミック。志田は､悪魔のような姉・槙子から､虐げられ､いじめ倒されながら､前向きに明るく生きる､女子高生・中田容子を演じる。ただ､姉のいたずらが巡り巡って周りの人の幸福につながってしまうコミディストーリー。姉・槙子は山田優(やまだゆう=23)が演じる。

次屋尚プロデューサーは「志田が『女王の教室』でいじめられた時の反応が良かった。『家なき子』のノリではなく､いじめられる中に妥協があって強く生きる､今風の強い生き方があった」と､志田抜擢の理由を語った。ドラマ化に当っては､他局との争奪戦となったが､志田を起用することで原作者側にOKを取り付けたという。

志田は「コメディーを演じるのはとても好きです」と新境地に前向き。

一方､実際に弟を持つ山田は､「原作を読んで､弟に『私は違うでしょう』と確認したところ､槙子が妹にしている扱いと私が弟にしている扱いにそう大差がないと言われた」と苦笑い。

まさに適役で「かわいい未来ちゃんをいじめるのは大変心が痛みますが､そこは役になりきって､頑張っていじめちゃいます」と “鬼姉”宣言。

志田も「撮影中はボロボロにされる覚悟ができている」と決意。何をやってもうまくいく姉と､ほんろうされる不幸な妹の対比が注目を呼びそうだ。

「14才の母」で等身大の女性をシリアスに演じた若き演技派女優・志田が､ホームコメディーでどんな新境地を開くのか楽しみだ。(松野)

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