元モーニング娘の道重さゆみが芸能界引退! 最後は2500人の会場でラストライブ!

モーニング娘のメンバーとして2003年に加入し､13歳から36歳まで約22年半にわたりアイドルを貫いてきた道重さゆみが､8月14日に東京･Zepp Diver Cityで開催したライブをもって､芸能界を完全引退した｡

『SAYUMINGLANDOLL〜SAMSALA〜』と題したツアーの千秋楽で､引退公演では異例ともいえる取材陣をシャットアウト｡駆け付けた約2500人との貴重な時間を大切にしながら､長い芸能活動に幕を下ろした｡

2003年に第6期オーディションで亀井絵里､田中れいなと共に加入｡さらにソロ活動を行っていた藤本美貴も合流し､後に"伝説の6期"と称されるメンバーが誕生｡
2012年に新垣里沙の卒業を受けて8代目リーダーに就任｡2014年にグループを卒業するまで若手たちを牽引｡当時の在籍最長記録4329日は､生田衣梨奈に抜かれるまで偉大な記録として語り継がれてきた｡

｢私が一番可愛い｣という自信たっぷりのキャラクターはグループを卒業してソロに転身しても変わらず｡｢10代は可愛い｡20代は超可愛い｡30代は超超可愛い｡劣化という言葉は私にはないんです｡常にピークです｡だから､今までで今日が一番可愛いんです｣と常に進化し続けるアイドルとして､多くの古参ファンから愛されている｡

同期にあたる藤本美貴は､道重さゆみの引退をうけて､｢重さんらしい｡ずっと重さんを突き通す､プロだなって改めて思うようなアイドル人生を歩んで来てたので､本当にお疲れ様でしたっていう気持ちですね｡タイミングがあればご飯とか行ったりしたいなと思います｣とコメントを出した｡

道重さゆみは強迫性障害を告白しており､引退後しばらくは療養に重きを置く生活をしていくのではないか｡伝説に残るアイドルが一人､輝きを残しながら表舞台から姿を消す｡(船越)