GACKT､大阪万博での土下座強要騒動に｢気持ち悪いにも程がある｣

(05/05)

歌手のGACKTが自信のSNSを通じて､大阪･関西万博で起きたトラブルについて辛辣に批判した｡

ネット上で､大阪･関西万博で係員を務める人物が来場者に土下座で謝罪する場面の映像が拡散された｡どういう経緯か判明していないが､強要は無かったという説もある｡ただし一般的に考えて警備員が土下座をするなんてシチュエーションは起こり得ない｡

｢大阪万博で､案内ができなかった係員に客が言い寄り土下座させたという記事を見た｡それを"土下座万博"なんてふざけた言葉でバズらせてる｡正直､気持ち悪いにも程がある｡たしかに係員は仕事として立っている以上､場所を把握して案内できるのは当然の役割かもしれない｡でも現場にはいろんな事情もあるだろうし､みんなの会社にも仕事が出来る者ばかりじゃないはずだ｡客にとっては運営の都合なんて関係ないのは分かる｡だが罵倒して､土下座までさせた客の行動｡これには違和感しかない｣
と､土下座騒動を面白がっているネット民含め､一連の流れが気持ち悪いと批判｡

｢万博ってのは本来､各国が最新技術や文化を持ち寄って､未来へ繋げるための交流の場だろ? 世界に日本をアピールするはずの舞台で､こんな見苦しい姿を晒してどうする? この20年で日本の民度が落ちていることが悲しい｡カスハラなんてのは民度の低下を表している代表例だろ?｣
と､そんなくだらないことで盛り上がっていること自体､日本という国のレベルが落ちている象徴だとして嘆いた｡

万が一"強要"ではなかったとしても､来場客が係員に詰め寄って恫喝まがいに怒鳴り散らしたのは間違いないはず｡世界中から多くの来場者が訪れているのに､日本人のみっともない部分を世界に晒して何になるのか｡
そんな事をGACKTが指摘しなくても､皆が当たり前に出来る日本に成長していかなければならない｡(船越)