矢沢永吉が過去最大級の台風直撃した九州でライブ強行! 帰宅難民にも責任取らず!?
(09/21)

歌手の矢沢永吉が、9月18日に福岡県の『福岡ペイペイドーム』でコンサートを開催し、批判を浴びている。

この日は、九州・沖縄地方に過去最大級の台風14号が直撃。『EIKICHI YAZAWA 50th ANNIVERSARYTOUR「MY WAY」』を開催予定だった矢沢永吉は、前日に「私たちの気持ちとしては『開催したい』という気持ちは今も変わりありませんが、最終的な判断を、明日18日の正午12:00までに行いたいと思います」と公式サイトに記載しており、動向が注目されていた。

台風は予報通り、九州に上陸。宮崎県などで甚大な被害をもたらしていたが、「福岡ドームは屋根があり、頑丈に作られた会場であること。雨風が中に入ってこないこと。そして何より『矢沢さん!中止しないでください!』『開催して下さい!』というお声がものすごい数のメールが届いております。こういった事により、福岡PayPayドームのコンサートを決行することに決めました」と、ファンからの後押しもあり、開催を決断したのである。

コンサート終了時刻あたりは、ちょうど福岡県も雨風が強くなると注意勧告がなされていたが、屋内公演という理由で強行。来れない方に対しては返金対応すると伝えたものの、来場したファンには少々冷徹ともいえる対応を取っていた。

「チケットをご購入いただいたみなさんにお願いです。ご来場いただく方は、ご自身の判断で必ず安全を確保できる方、帰路につける方のみご来場ください。決してご無理なされず、ご自身で判断してください」

この文章を読む限り、来場するしないは自己責任であり、運営側は何か事故が起きても対応しないと読み取れる。
コンサート決行となれば、ファンはどうしたって行きたくなるはず。すでに他のフェスやコンサートは多数中止を決定していたのに、矢沢永吉だけ強行の判断を下したため、安全性ふくめ批判の声が上がったのだ。

ドームコンサートのスケジュールを再度調整するのは手間がかかり、ステージの設営も終えていたので、なるべく開催したかったというのは分かるが、ファンたちが無事に帰宅できたのか非常に心配である。(船越)


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