東出昌大の主演舞台に辛辣な意見満載も､予想外に客席ガラガラではなかった?

俳優･東出昌大が主演を務めた舞台『悪魔と永遠』が､2月13日に千秋楽を迎えた｡本多劇場にて9日間にわたり公演され､彼以外は舞台役者が顔を揃える｡キャストの中で東出昌大の知名度がずば抜けており､制作陣も彼に期待した上で抜擢したと窺える｡

本多劇場は客席数400ほど｡比較的小さな劇場である｡テレビドラマで主演を務めるほどの役者がメインキャストなら､すぐに満席になってもおかしくない規模だが､『女性自身』によれば空席が目立ち､3分の1しか埋まっていない日もあったとか｡
千秋楽においても､舞台の公式Twitterアカウントで｢当日券あります｣と告知が投稿されており､集客に必死だった模様｡

同作は､｢罪を犯した者はその後どうすればいいのか?｣というテーマのストーリー｡まさに東出昌大の人生そのものとリンクする｡
｢分からなくても人生は続いていく｣舞台の話がまるで東出昌大の人生をなぞっているよう｡ある意味､彼でなければ務まらない役柄だった｡

東出昌大が主演というだけで批判的な意見が上がるのは仕方ないとして､実際に公演を観賞した人からは､｢まん延防止期間が延期される中､3分の2も客席が埋まるなら善戦してる｣｢ガラガラってほどでもない｣と､それなりにお客さんはいたとの声も見られる｡

もし彼の演技力が素晴らしく､不祥事を起こそうが早く復帰して欲しいと切望される逸材なら､こんなに復帰までこじらせたりしなかったはず｡
テレビドラマや映画の世界に戻れるかは､今後演技力をどれほど成長させられるかにかかっている｡(船越)

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