フジが｢アナ雪｣映画初放送も､エンディングを改変して批判集中! 番宣をメインに!?

2014年に公開され､興行収入250億円を突破した大人気ディズニー映画『アナと雪の女王』が､3月4日放送のフジテレビ系にて地上波初放送された｡

同日の『ミュージックフェア』でディズニーをテーマに取り上げ､事前特番『アナ雪が100倍楽しくなる!! ディズニーの知られざる秘密SP』を2時間半に渡り放送するなど､これでもかと盛り上げた結果､本編の『アナ雪』は平均視聴率19.7%を記録｡今年フジで放送された全ての番組の中で最も高い数字である｡

超キラーコンテンツなどで､この数字も当然と言えば当然なのだが､タダでは終わらないのが昨今のフジテレビ｡"完全ノーカット"と銘打ったにも関わらず､エンディングパートでオリジナル映像を盛り込むという､ファンからすれば"暴挙"に出た｡
視聴者投稿による子供達の合唱動画はまだ良しとして､同局アナウンサー陣が意気揚々と歌っている映像や､同局製作映画の出演者が番宣の為に歌唱する映像も流れた｡May J.が歌う本来のエンディング曲部分は20秒程で終了｡上述のオリジナルパートをメインに構成していた｡

｢映画というのはエンドロールまでが1つの作品｣｢素晴らしい作品のエンディングを自局の宣伝に使うのは失礼｣という意見も噴出しており､そもそもエンディングをカットしたものが"ノーカット放送"と呼べるのかも疑問｡
挙句の果てに､高視聴率を見込んで他の映画作品の宣伝までブッ混んだのでは､ディズニーファンの視聴者が興醒めするのも無理はない｡

ネット上でも､｢他局で再放送を!｣といった声が観られる｡フジは欲を出した結果､さらに視聴者に嫌われてしまった｡(船越)

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