日テレが笹崎里菜に送付した内定取消文が超冷酷! 「ホステス歴未申告は背信行為」

友人の母親が経営する銀座のホステスでアルバイトした経歴を申告しなかった事を理由に、日本テレビアナウンサー職の内定を取り消された東洋英和女学院大学生・笹崎里菜。この処分が不当であるとして、彼女は日本テレビを相手に裁判を起こした。

笹崎里菜は採用内定を通知された後、自ら人事担当者に上述のアルバイト歴を報告。すると局内で大きな問題となり、2014年4月、「あなたやあなたの家族が大変傷つくであろう」と人事担当者から言われ内定辞退を促されるが、彼女は拒否。最終的に、一方的な取消通告を受ける事態となったという。『週刊現代』が詳しく紹介している。

「銀座のクラブでホステスとして就労していた貴殿の経歴は、アナウンサーに求められる清廉性に相応しくないものであり、仮にこの事実が公になれば、アナウンサーとしての業務付与や配置に著しい支障が生ずることは明らかです。ホステスとしてのアルバイト歴だけを意図的に申告しなかったわけですから、貴殿の行為は、重要な経歴の詐称に他ならず、弊社との信頼関係を著しく損なう背信行為」(引用:週刊現代)

こう宣告されてもなお笹崎里菜は人事担当者とのやり取りを続け、入社の意思を伝えた。しかし話は平行線を辿り、「弊社として、貴殿の弁明を受け入れることはできません」と正式な内定取消通知書が発信された。
第1回口頭弁論が11月14日に行われた。日本テレビ代理人が出席せず、次回期日が1月15日になったという。局内社員の間でもこの問題が反響を呼んでいる。『女性セブン』によると、

「今、局内でも大騒動になってます。"ホステスの何が悪いんだ!?"って。制作や営業の女性社員の中には、キャバクラでバイトしていた人だっているわけですからね。そんなこと誰も、就職活動時に申告なんてしてないですよ。完全なる職業差別です。」(日テレ局員:女性セブン)

日本テレビ側の主張も一理あるし、笹崎里菜の主張も理解できる。どちらの権利が尊重されるのか、非常に注目の裁判となるであろう。(柳井)


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