元NHK･堀潤が局のウラ話を暴露! 退職金や上層部からの圧力にも言及!

4月1日にNHKアナウンサーを辞職し､フリーになった堀潤(ほりじゅん=35)｡
『ニュースウオッチ9』『Bizスポ』などの番組を担当し､イケメンで女性人気も高いアナウンサーだった｡
そんな堀が､古巣の裏話を暴露した｡
『日刊ゲンダイ』が報じている｡

退職した翌日に､トークイベント｢堀潤と考える『メディアの未来』｣に参加した堀｡
田原総一朗(たはらそういちろう=78)らをゲストに迎え､メディアが抱える問題と､その先にある未来と可能性について徹底議論した｡
100人の聴衆を前に堀が語ったのは､意外な事だったという｡

｢230万円の退職金で､留学費用260万円を返還しなければならず､赤字です｣(引用:日刊ゲンダイ)

2001年に入局し､2013年に退社するまで､堀はエース候補として活躍してきた｡
しかし､自己都合で辞めて貰えた退職金は､留学費用を下回る額だったようだ｡
堀はさらに､NHKの内情を暴露する｡

｢NHK上層部から『なぜ反原発映画を作ったのか』と"事情聴取"する国際電話がジャンジャンかかってきた｣(同)

彼は2012年6月からアメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校に客員研究員として派遣され､留学中にビデオ映画『変身』を自主制作した｡
これがNHKの逆鱗に触れたのか､局側は帰国した堀に4月から料理番組を担当するよう言い渡している｡
そして､3月18日に辞表を提出して退職することになった｡

一部では､NHKが堀に嫌がらせをするために､料理番組を担当させたという噂も流れていた｡
しかし､本人は深刻に捉えてはいなかったようだ｡

｢食生活も大事なテーマですから､出たかったです｡
昼はフライパンを振り､夜は硬派にニュースを読むとかいいなあと｡
ただそれはかなわなくて……｡
得意料理はカレーライス｡
番組で披露できなかったのは､残念ですね｣(同)

NHKと堀に全く確執がなかったわけではない｡
堀はNHK放送総局長に対し､不満があるようなツイートをしているし､先月11日にもツイッターで､
｢国民の生命､財産を守る公共放送の役割を果たさなかった｣
と局を非難している｡

同局との関係について､堀はブログで､
｢国に留学する直前くらいから､職場に一歩足を踏み入れると､手のひらや足の裏が冷たく感じたり､動悸が激しくなったりするようになった｡
相当､精神的に追い込まれていたのかもしれない｡
最後の日も､正直局に顔を出すのを想像しただけで､冷や汗が額に滲んだ｣
と告白している｡

退職金や､NHKが社員に事情聴取を行なっていたことを暴露した堀｡
フリーになったことで､NHKの呪縛から逃れられると良いのだが…｡(石森)