六本木･キャバクラ襲撃事件で｢怒羅権｣幹部の馬場義明逮捕! 関東連合も関与!

2011年に東京･六本木のキャバクラで暴力団元幹部らが約20人の集団に襲われた事件で､警視庁は15日､不良グループ｢怒羅権｣の幹部･馬場義明(32)容疑者ら3人を傷害などの疑いで逮捕したことが分かった｡

組織犯罪対策部捜査四課によると馬場容疑者は中国残留孤児らを中心に結成されたグループ｢怒羅権｣の幹部｡
馬場容疑者が事件を主導して､交友関係にあった暴走族｢関東連合｣の元メンバーを含む約20人で犯行に及んだという｡

彼らは2011年12月に六本木のキャバクラに押し入り､客として訪れていた山口組系元幹部ら5人に対しビール瓶で頭を殴るなどして､全治2週間から2ヶ月の重軽傷を負わせた疑いが持たれている｡
事件を巡っては昨年11月に住吉会系組員の男が傷害などの容疑で逮捕されたが､その後処分保留で釈放されていた｡
怒羅権のメンバーは以前から元幹部らのグループと対立し､六本木周辺で度々トラブルを起こしていたという｡
馬場容疑者は事件について､｢事実についてはわかっています｣と容疑を認めている｡

六本木では昨年9月にも､クラブ｢Flower｣で男性が複数の男達に金属バットで殴られ殺害される事件が発生｡
関東連合の元リーダー･石元太一(いしもとたいち=31)被告ら15人が逮捕されている｡
この件に関しては､主犯格とみられる男が現在も逃走中で行方を追っている最中だ｡
どちらの事件も一刻も早い解決が望まれる｡(石森)

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