秋元康が｢恋愛禁止と言ったこと無い｣と発言! しかしメンバーは誓約書を書かされ…!

AKB48の総合プロデューサー･秋元康(あきもとやすし=54)氏が､ラジオ番組で｢恋愛禁止とは一度も言っていない｣と発言し波紋を呼んでいる｡

秋元氏は2012年12月1日､幕張メッセの握手会場からラジオ番組『今日は一日"AKB"三昧 IN 幕張メッセ』に生出演｡
MCが｢恋愛禁止条例は必要か｣と秋元氏に尋ねると､
｢多分ですよ､僕は一度も言ってないんですよ､恋愛禁止条例って｡
それが面白いと思ったんで『恋愛禁止条例』っていう公演を作ったりはしたけど｣
と発言した｡

秋元氏は今年6月に出演したラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』でその詳細を語っている｡
恋愛禁止条例について秋元氏は､
｢作ったわけじゃないけど､暗黙のルールだよね｣
｢決して僕はみんなの前で､恋愛禁止って言ったことはない｣
｢恋愛がいけないんじゃなくて､スポーツと同じで､そんな暇はないはずなんですよ､一生懸命やったら｣
などとコメント｡

恋愛禁止は正式なものではなく､あくまでもアイドルが守るべき規範だというのだ｡
だからこそ､熱愛が発覚しても活動を続けるメンバーも存在するのだろう｡

しかし､秋元氏の発言には多くの矛盾がある｡
ラジオ番組『AKB48のオールナイトニッポン』で前田敦子(まえだあつこ=21)の卒業に触れた際に秋元氏は､
｢卒業すると恋愛禁止条例が解除される｡0時0分01秒からOKです｡その瞬間から解除です｣
と語った｡
さらに指原莉乃(さしはらりの=20)や､柏木由紀(かしわぎゆき=21)は､｢異性とも同性とも恋愛禁止｣と記載された誓約書をメンバー加入時に書いたと証言している｡

これらの内容を総合すれば､恋愛禁止条例は暗黙のルールなどといった曖昧なものではない｡絶対厳守の規則というべきだ｡

総合プロデューサーの矛盾した発言にファンからは､
｢誓約書まで書かせておいてそれはねえよ｣
｢スポーツに打ち込んでる奴でも普通に恋愛してるよね…?｣
｢いったい何人の人間が辞めさせられたんだよ…｣
｢安定の二枚舌｣
｢なんだろうこのAKBの信念の無さ｣
など批判が殺到した｡

AKB48では､これまでに熱愛が発覚してグループを辞めていったメンバーが何人も存在する｡
最近では､増田有華(ますだゆか=21)がDA PUMP･ISSA(いっさ=33)と"お泊まり愛"を報じられたことを理由に脱退｡
一方で､指原は熱愛報道を認めたにも関わらず､HKT48で現在も活動中だ｡
ファンの怒りは秋元氏ばかりでなく､その時々で都合良くねじ曲げられてしまう恋愛禁止条例にも向けられているのだろう｡(石森)

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