桐谷美玲､初舞台で濃厚濡れ場に挑戦! 乳もみ&あえぎ声で脱清純派なるか

女優･桐谷美玲(きりたにみれい=22)が､2010年7月に死去した演出家･つかこうへい氏の代表作『新･幕末純情伝』で､初舞台&初主演することが5日､分かった｡

同作は､新撰組の沖田総司が実は女だったというユニークな仮説のもと､坂本龍馬や土方歳三ら幕末の志士たちとの恋模様を描く物語｡
1989年の初演から23年にわたって再演され続けており､過去には広末涼子(ひろすえりょうこ=31)や石原さとみ(いしはらさとみ=25)､鈴木杏(すずきあん=24)らが主人公･沖田総司を演じた｡

激しいアクションシーンの多い同作だが､濃厚な濡れ場も見所のひとつ｡
2008年の上演では､清純派として売り出し中だった石原が男性に胸をもまれ､恍惚の表情であえぎ声をあげるシーンに体当たりで挑み､演技派へと大きく成長した｡

2006年の女優デビュー以来､ドラマや映画で着実に経験を積んできた桐谷だが､意外にも今回が初舞台｡
当然､プレッシャーも大きいようで､
｢初めての舞台､しかも主演ということで今は正直不安でたまりません｣
と語ったが､
｢初めてだからこそ見るもの聞くものすべてを吸収し､得たすべての事を舞台上で出せれば｣
と気合い十分の様子｡
6月から始まる稽古に向け､
｢皆さんに胸を張って観に来てくださいと言えるよう､本番に向け戦っていきたい｣
と意気込みを語っている｡

演出を務める岡村俊一氏は､桐谷の起用理由を､
｢強く鋭く美しい目力が､男を演じて生き抜く沖田総司役にピッタリ｣
と説明｡
気になる濡れ場ついては､
｢必ずやります｡『初めて少女が"女の悦び"を知る』みたいなところを演出したい｣
と約束している｡

舞台『新･幕末純情伝』は､7月12日より東京･渋谷シアターコクーンで上演｡
なお､沖田が恋に落ちる坂本竜馬役ら男性キャストは､オーディションによって選出される｡(伊原)