｢Marching J｣募金イベントに17万人! これまでの募金額&パンダ招致継続を発表!

ジャニーズ事務所所属の全アーティストが参加する東日本大震災復興支援プロジェクト｢Marching J｣が11日､東京ドームで募金イベントを開催｡
同プロジェクトによる募金活動はこの日が最後ということもあり､会場には17万3000人もの募金者が詰め掛けた｡

昨年4月1日～3日に東京･代々木第1体育館で開催した募金イベントでは､3日間で40万人を集めた｢Marching J｣｡
この日も会場周辺には早朝からファンが集まり､午前10時の開場直後には早くも4万6000人が募金の列をつくった｡

集まったファンに感謝を伝えようと､イベントには同プロジェクト代表の近藤真彦(こんどうまさひこ=47)をはじめ､東山紀之(ひがしやまのりゆき=45)､SMAP､タッキー&翼､山下智久(やましたともひさ=26)､Hey! Say! JUMP､Sexy Zoneらベテランから若手まで勢ぞろい｡
軽妙なトークや参加タレント全員による歌のプレゼントなどで､ファンを楽しませた｡

震災発生時刻の午後2時46分には､近藤の呼び掛けで約1分間の黙祷｡
また､イベント中盤には､前日10日までに同プロジェクトに寄せられた募金総額が約2億5100万円に達したことを発表｡
これに各種イベント収益､チャリティーグッズ販売収益などを合わせた約8億2655万円のすべてを､宮城､岩手､福島の被災児童を支援する募金に寄付する｡

近藤は､支援金を被災児童に寄付することについて､
｢僕らを応援してくれるのは主に小中高生｡いち早く子供たちの支援をしたかった｣
と説明｡
｢1円残らず責任を持って東北に届けます｣
と力を込めた｡

さらに､同プロジェクトでは被災地へのパンダ招致も目指しているが､近藤は募金を招致に使用しないと明言｡
今後はジャニーズ事務所とグループ会社10社以上で招致資金をまかなう方針で､
｢パンダを呼ぶのは夢のような話だが､子供たちの笑顔を取り戻すため協力をお願いしたい｣
と呼び掛けた｡

この日のイベントをもって､同プロジェクトによる募金活動はいったん終了となる｡
それでも近藤は､
｢プロジェクトは1歩も休まず､前進していきます｡
『Marching J』が東北にできることがあれば､必ず力になりたいと思っています｣
と今後も継続した支援を続けていくことを誓った｡

なお､今回の募金総額は16日に明らかになる予定だという｡(伊原)