仲間由紀恵､ドラマ｢悪女たちのメス｣で冷酷な女医役に! 悪女役を繰り返す理由とは!?

12月放送予定のスペシャルドラマ『悪女たちのメス』(フジテレビ系)に出演することが決定した仲間由紀恵(なかまゆきえ=32)｡
仲間が演じる桧山冬実は日本を代表する天才脳外科医で､常に冷静沈着で決して笑うことのない女性｡
脳外科の世界の第一人者で､その地位へ上りつめるために人の命にさえ"優先順位"をつけてきた悪女だという｡

そんな仲間は今年1月～3月に放送されていたドラマ『美しい隣人』(フジテレビ系)にマイヤー沙希役で主演｡
檀れい演じる矢野絵里子を恐怖のどん底に突き落とす悪女を熱演していた｡

このようにドラマで悪女役をこなすことが急増した仲間｡
なぜ悪女ばかり演じるようになったのだろうか｡
『週刊文春』がその理由に迫っている｡

先述のドラマ『美しい隣人』は平均視聴率12.9%とそれほど高いものではなかった｡
仲間の悪女役は高い視聴率を獲得できるというわけではないのだが､それでも悪女を再度演じるという｡
どうやらこれには訳があるようだ｡

｢ドラマ『TRICK』(テレビ朝日系)の山田奈緒子と､『ごくせん』(日本テレビ系)のヤンクミが彼女のはまり役｡
どちらもシリーズ化や映画化をしましたが､この2本の連ドラで､コミカルな役のイメージが定着してしまったのです｣(テレビ誌記者:週刊文春)
これまでのイメージを払拭するというのが､悪女を続けて演じる原因のようである｡

｢女優にとって一度定着してしまったイメージを払拭するのは大変で､悪女などのインパクトのある役でイメチェンするしかない｡
ドラマ界での"悪女枠"はつい最近まで､松本清張の『黒革の手帖』などがはまった米倉涼子の独壇場でしたが､もはやマンネリ｡
ここを狙うのは､仲間にとってチャンスでもあるのです｣(芸能ジャーナリスト･二田一比古氏:同)

『悪女たちのメス』は評判が良ければ連続ドラマ化されるという話もあるという｡
仲間は"コミカル"から"悪女"へイメージチェンジを成功させ､演技の幅を広げていくことは出来るのだろうか｡(今井)