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ツイッターでの発言をきっかけに所属事務所から退社した俳優･高岡蒼甫(たかおかそうすけ=29)と山本太郎(やまもとたろう=36)が､鬼才･若松孝二監督の最新映画『千年の愉楽』に揃って出演することが26日､分かった｡
同作は芥川賞作家､故･中上健次氏の同名小説が原作｡
和歌山･熊野の山々の迫る紀州南端を舞台に､高貴で不吉な血の宿命を持つ若者たちの生と死を描くもの｡
主人公･半蔵役を演じるのは､今年6月公開の『軽蔑』に続いて中上作品へ挑戦する高良健吾(こうらけんご=23)｡
美男ながら顔に大きな傷を持つ新一郎役には､先日のベネチア国際映画祭で新人俳優賞を受賞した期待の若手俳優･染谷将太(そめたにしょうた=19)が起用される｡
その他､ARATA(37)や寺島しのぶ(てらじましのぶ=38)など若松監督作品の常連が脇を固めるという｡
先日､新たな芸能事務所を立ち上げたばかりの高岡は､半蔵の叔父にあたる不良少年団の親分･三好役｡
一方､脱原発運動に力を注いでいる山本とはなかなか連絡がつかず､出演が決定したのはクランクイン直前だったとのこと｡
そのため､山本は終盤の数シーンのみの出演になっているという｡
映画監督になる以前はヤクザの下働きなどを経験し､アナーキストとして知られる若松監督だけに､体制に対して異議を唱えた2人への評価は高い様子｡
2人の出演については､
｢悪いなと思ったんだけど､やってくれると言うから｡これだけの皆さんに出演していただいて､僕は幸せ者ですよ｣
と喜びを語っている｡
芯の強さを持った二人の演技に注目が集まりそうだ｡(伊原)
同作は芥川賞作家､故･中上健次氏の同名小説が原作｡
和歌山･熊野の山々の迫る紀州南端を舞台に､高貴で不吉な血の宿命を持つ若者たちの生と死を描くもの｡
主人公･半蔵役を演じるのは､今年6月公開の『軽蔑』に続いて中上作品へ挑戦する高良健吾(こうらけんご=23)｡
美男ながら顔に大きな傷を持つ新一郎役には､先日のベネチア国際映画祭で新人俳優賞を受賞した期待の若手俳優･染谷将太(そめたにしょうた=19)が起用される｡
その他､ARATA(37)や寺島しのぶ(てらじましのぶ=38)など若松監督作品の常連が脇を固めるという｡
先日､新たな芸能事務所を立ち上げたばかりの高岡は､半蔵の叔父にあたる不良少年団の親分･三好役｡
一方､脱原発運動に力を注いでいる山本とはなかなか連絡がつかず､出演が決定したのはクランクイン直前だったとのこと｡
そのため､山本は終盤の数シーンのみの出演になっているという｡
映画監督になる以前はヤクザの下働きなどを経験し､アナーキストとして知られる若松監督だけに､体制に対して異議を唱えた2人への評価は高い様子｡
2人の出演については､
｢悪いなと思ったんだけど､やってくれると言うから｡これだけの皆さんに出演していただいて､僕は幸せ者ですよ｣
と喜びを語っている｡
芯の強さを持った二人の演技に注目が集まりそうだ｡(伊原)
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