比嘉愛未､日英友好の感動実話で映画初主演! ｢日本人の思いやりが詰まった作品｣

女優･比嘉愛未(ひがまなみ=25)が､来年9月公開予定の『飛べ!ダコタ』で映画初主演を果たすことが15日､分かった｡

同作は､終戦直後の実話を基にした日英友好の感動ドラマ｡
ある日､英国軍機が新潟･佐渡島に不時着｡
当時は"鬼畜米英"の教育が徹底されていたため､佐渡の人々は英国軍人の上陸に戸惑うも､輸送機が再び飛び立つまでの40日間､助け合いの精神で彼らをもてなした｡

比嘉が演じるのは､不時着機の搭乗員8人のうち5人が滞在した｢服部旅館｣の娘･梶井千世子｡
彼女は5人の食事や洗濯など､身の回りの世話を一手に担当｡
また､英国民謡のレコードで彼らの心を癒すなど､その献身的な姿は英国軍人に大きな感動を与えたという｡

映画初主演となる比嘉は､
｢忘れかけてる日本人の思いやりの心が詰まった作品｡当時の人々の思いを大事に伝えられるようにしたい｣
とコメント｡
実在の人物を演じるとあって､
｢乗り移ったように演じたい｣
と早くも役作りに意気込みを見せている｡

同作の総合プロデューサーを務める水野清氏は､比嘉の起用理由を､
｢長身で目鼻立ちがくっきりしたルックスと優しさあふれる印象が､千世子さんにピッタリだった｣
と説明｡
"日本人の美徳"が詰まった同作の海外出品も検討中だという｡

撮影は､来年1月から全編佐渡で行われるとのこと｡
公開は来年9月を予定している｡(伊原)

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