5月の自殺者急増は上原美優が原因!? 政府の発表に疑問の声が殺到!

タレント･上原美優(うえはらみゆ=享年24)の死後､自殺者数が急増していたことが4日､分かった｡

政府はこの日､自殺対策に関する会議｢自殺対策タスクフォース｣を実施｡
その中で清水康之内閣府参与は､今年の5月の自殺者が急増した理由について､
｢5月12日に有名タレントが自殺して以降､増えている｣
との見解を示した｡

内閣府によると､5月の自殺者は前年同月比で19.7%増の3329人｡
特に都市部の20～30代女性の増加が目立ったという｡
さらに､今年の平均自殺者数は1日72人だったが､上原が自殺した翌日の5月13日には今年最多の140人が自殺｡
今年の自殺者数ワースト5は､上原の死後2週間に集中しているという｡

これを受け政府は､メディア各社に報道ガイドラインの策定を呼びかけるべきだと指摘｡
菅直人首相も､
｢自殺問題は大きな社会的課題だ｡政治的に多少の変化があったからといって､取り組みを緩めていい問題ではない｣
と強調した｡

今回の報道を受けネット上では､
｢死人に罪を押し付けるな｣
｢上原の遺族は訴えた方がいい｣
｢それで片付けていいのか･･･?｣
といった意見が殺到｡
自殺問題を上原の死に関連付けることには､疑問の声が挙がっているようだ｡

また､東日本大震災による自殺者の増減については､今後詳しく調査するとのこと｡
ただ､被災地の各自治体では､
｢今後､自殺者数が跳ね上がる可能性がある｣
などといった声が多いという｡(伊原)

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