東京ディズニーランド、休園長期化のなぜ!?理由停電以外にあった!?

東日本大震災の影響で休園が続いている東京ディズニーランド。
東京ドームの10倍(東京ディズニーシー含む)もある電力の供給が見込めないとの理由から、営業が困難となっていた。

しかし、同施設は4月15日に営業を再開すると発表。
政府が計画停電を原則実施しない方針を決めたことから、再開に踏み切るようだ。

電力の供給状況などを見ながら運営時間や内容は変更するかもしれないとのことだが、日本が世界に誇るテーマパークが戻ってくるとは嬉しいニュースである。

そんなディズニーランドだが、休園の原因は"計画停電"だけではないのだという。
『東京スポーツ』が報じている。

「閉鎖の本当の原因は計画停電ではありません。園内を回るミッキーや、ミニー、アリスなどのキャラクターです。
着ぐるみの中身の多くは日本人ですが、生で踊っているのは外国から雇ったダンサーなのです。」(東京ディズニーランド社員:東京スポーツ)

原発事故の影響で、日本に滞在する多くの外国人は帰国。
日本で活躍していた野球・サッカー選手、力士たちまでもが相次いで帰国している状況である。

「福島原発の事故以降、外国人ダンサーのほとんどが自分の国に避難してしまったのです。うちの一番のウリは夜のパレードです。計画停電は時間帯をずらすことで対応できます。
東電が情報を隠しているおかげで、外国人ダンサーがまったく集まらないようになった。ようやく最低限の人材が集まったので、再開の運びとなりました」(同)

"夢と魔法の王国"であるディズニーランドは、その"夢の世界"を演出するために外国人を多く起用していた。
しかし彼らは危機意識が非常に高く、帰国の途に就いてしまったのだという。

どうして外国人は日本人以上に"原発事故"に対し敏感なのだろうか。
「原因の一つは冷戦です。アメリカをはじめとする資本主義国と、旧ソ連・中国をはじめとする共産主義国が全面核戦争のカードを盾に、つばぜり合いをしている時、各国の国民は『核』の恐怖を小学校から学んできました。
『何かあったらシェルターに避難』。私たちの心は核への恐怖でいっぱいなのです。何より、"技術大国"といわれた日本であの種の事故が起こったことが、一番の恐怖として映っています」(外国人記者クラブ記者:同)

"絶対安全"と言われた日本の原発が爆発。
国際原子力事故評価尺度で、チェルノブイリ原発事故に並ぶ「レベル7」評価を付けられてしまった。
技術大国であるはずの日本が、ヘリコプターから水を撒くなど原始的な方法でしか対応できなくなった状況を見て、恐ろしくなってしまうのはしょうがないかもしれない。

東京ディズニーランドは再開するが、東京ディズニーシーはまだ再開の目処が立っていない模様。
一刻も早く原発問題が収まり、もとの平和な日本に戻ってくれることを願うばかりだ。(今井)


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