【地震情報】宮城県で震度6強の地震東北で停電続くも原発には異常なし

7日午後11時32分ごろ､宮城県沖を震源とする地震があり､同県栗原市と仙台市宮城野区で震度6強を観測した｡
地震の規模を示すマグニチュードは7.4で､震度6強は東日本大震災の余震で最大｡
栗原市などではケガ人の情報が多数寄せられており､福島県内でも少なくとも6人がケガをしたと見られている｡

東京電力は8日未明に会見を開き､今回の余震による福島第1原発への影響は､現時点でないと発表｡
屋外作業をしていた協力企業社員13人は高台に避難し､屋内にいた計402人にもケガ人はいないという｡

東北電力によると､宮城県･女川原発､青森県･東通原発で外部電源が遮断｡
非常用電源に切り替えているが､核燃料の冷却など安全上､重要な機能に問題は発生していないという｡
また､東北電力管内の東北6件では､午前6時の時点で計392万4619戸が停電｡
青森､岩手､秋田では県内全域で停電が発生しているという｡(伊原)

各地の主な震度は以下の通り｡

【震度6強】宮城県栗原市､仙台市宮城野区

【震度6弱】宮城県登米市､大崎市､名取市､岩沼市､塩釜市､東松島市､松島町､利府町､岩手県大船渡市､釜石市

【震度5強】宮城県気仙沼市､南三陸町､亘理町､山元町､岩手県花巻市､盛岡市､青森県八戸市､秋田市､福島県二本松市､田村市､相馬市､飯舘村､南相馬市

【震度5弱】茨城県南部

【震度4】茨城県北部､栃木県南部､群馬県南部､埼玉県北部､埼玉県南部､千葉県北西部

【震度3】福島県中通り､千葉県北東部､東京都23区､東京都多摩東部､神奈川県東部