売名行為格好悪い ベテラン演歌歌手義援金を送らないわけ

今月11日に発生した東日本大震災の被災者支援のため、多くの企業や芸能人が巨額の義援金寄付を行っている。
例えばAKB48は6.2億、久米宏(くめひろし=66)は2億、安室奈美恵(あむろなみえ=33)、浜崎あゆみ(はまさきあゆみ=32)はそれぞれ5000万と3500万など、その他にも寄付金を送ったことを公表する芸能人は多い。

また、江頭2:50(えがしらにじごじゅっぷん=45)、GLAYのTERU(てる=39)、KAT-TUNの田中聖(たなかこうき=25)、塩谷瞬(しおやしゅん=28)など、自ら被災地に向かい、支援活動を行う者もいる。
こうしたプライベートでの活動は特に公表しないケースも多いため、現地からの目撃情報などにより、芸能人が人知れずボランティアに参加していたと判明するケースもある。

さて、そんな中沈黙を続けているのが年末の風物詩『NHK紅白歌合戦』の常連でもあるベテラン演歌歌手の面々だ。
紅白出場23回の川中美幸(かわなかみゆき=55)は明治座の公演で義援金を募り、出場22回の坂本冬美(さかもとふゆみ=43)は歌番組に出演した際のギャラを寄付するなどの動きはあったものの、出場40回の五木ひろし(いつきひろし=63)、出場20回の細川たかし(ほそかわたかし=60)といった演歌界の"大御所"とも言える歌手らはどうしているのだろうか。

寄付やボランティアはあくまで自発的に行うものであり、しなかったからと言って責められるべきものではない。
しかし実際のところ、「儲けているならそれなりの寄付を」という風潮もあるのもまた事実。

そんな中、ベテラン演歌歌手たちが沈黙を守る理由を、『日刊ゲンダイ』は以下のように報じている。

「演歌界は古い芸能界の体質を引きずっていて、寄付やボランティアは売名行為みたいで格好悪いという風潮がいまだに残っています。また、仮に寄付するとしても、大御所が一番多く払う"年功序列"が慣例。被災者を気の毒に思って義援金をこっそり寄付している演歌歌手はきっといると思いますが、その金額が表に出ることは恐らくないでしょう」(芸能評論家・肥留間正明氏:日刊ゲンダイ)

"売名行為と思われないよう、寄付や支援活動は慎ましやかに。先輩より多額の寄付は厳禁"、というのが演歌界の慣わしのようだ。

しかし今なお避難生活を送っている人々の中には高齢者も多く、演歌ファンもたくさんいるだろう。
そういった被災者を元気付けるためにも、目に見えるところで支援を行ったほうが良いのかもしれない。

もっとも、五木や細川のような誰もが認める"大御所"なら、誰も売名行為とは言わないと思うのだが。(高橋)


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