ベネチアがチャンバラに大興奮｡｢十三人の刺客｣､スタンディングオベーションが鳴り止まず!!
開催中の第67回ベネチア映画祭で､時代劇映画｢十三人の刺客｣(25日公開)が9日(日本時間10日)､公式上映され､主演の役所広司(やくしょこうじ=54)や､山田孝之(やまだたかゆき=26)､三池崇史監督(みいけたかし=50)が出席した｡同作はグランプリの金獅子賞を争うコンペティション部門に出品｡
同映画は､江戸末期を舞台に残虐非道な暴君を暗殺するために集められた刺客たちの死闘を描いたもので､1963年の同名映画のリメイク版｡
時代劇映画史上最長とされる約30分に及ぶ13人対53騎の殺陣シーンが話題を呼んでいた｡
リド島の上映会場には審査委員長のクエンティン･タランティーノ監督も来場｡
激しい殺陣シーンには拍手やどよめきが起こり､スタンディングオベーションは5分以上も続き､三池監督が｢15分後に『ゼブラーマン』が始まります｣と監督作の上映予定を観客に知らせ､鳴り続ける拍手を止めるよう促す一幕も｡
役所は｢お客さんが楽しんでいる様子が伝わってきた｡温かい拍手に感動しました｣と感無量の様子｡
一方､時代劇初挑戦にして､初の海外映画祭となった山田も｢海外のお客さんに下手なのがバレてないな､と安心した｣と笑わせた｡
日本固有のチャンバラが世界でどこまで認められるのか｡主要各賞を発表する授賞式は､最終日の11日夜(日本時間12日未明)に行われる｡(松野)
同映画は､江戸末期を舞台に残虐非道な暴君を暗殺するために集められた刺客たちの死闘を描いたもので､1963年の同名映画のリメイク版｡
時代劇映画史上最長とされる約30分に及ぶ13人対53騎の殺陣シーンが話題を呼んでいた｡
リド島の上映会場には審査委員長のクエンティン･タランティーノ監督も来場｡
激しい殺陣シーンには拍手やどよめきが起こり､スタンディングオベーションは5分以上も続き､三池監督が｢15分後に『ゼブラーマン』が始まります｣と監督作の上映予定を観客に知らせ､鳴り続ける拍手を止めるよう促す一幕も｡
役所は｢お客さんが楽しんでいる様子が伝わってきた｡温かい拍手に感動しました｣と感無量の様子｡
一方､時代劇初挑戦にして､初の海外映画祭となった山田も｢海外のお客さんに下手なのがバレてないな､と安心した｣と笑わせた｡
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