コブクロを主題歌に使うな!? 数字を下げる悪魔の歌にドラマ界が戦々恐々!?
(08/31)

25日に初のカバーアルバム『ALL COVERS BEST』を発売した男性デュオ・コブクロ。

コブクロといえば、2007年に日本レコード大賞を受賞し、ベストアルバムはボーカルグループとして初めて累計売上が300万枚を突破するなど、日本を代表するグループである。

コブクロの楽曲は、その伸びやかな歌声とメッセージ性の強い歌詞から、これまで多くのドラマ主題歌に起用されてきた。

しかし、コブクロを主題歌に起用したドラマにはあるジンクスがウワサされているという。
『リアルライブ』が報じている。

「コブクロの曲が主題歌で起用されるドラマは、コブクロの事務所と業務提携している天海祐希(あまみゆうき=43)や反町隆史(そりまちたかし=36)が所属する大手芸能プロ『研音』のタレントの主演ドラマが多い。同プロは非常にブッキング能力が高く、ドラマにタレントをねじ込むのがうまいが、肝心のドラマの内容はさっぱり」(テレビ局ドラマ制作関係者:リアルライブ)

そう、なぜかコブクロが主題歌を担当するドラマは内容が悪く視聴率が取れないのだ。

例えば、『ここにしか咲かない花』が起用された『瑠璃の島』(日本テレビ系)は平均視聴率12.6%と成海璃子(なるみりこ=18)初主演ドラマという話題性がありながら微妙な数字。

原作や映画も大ヒットした『東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜』(フジテレビ系)の主題歌にはレコード大賞受賞曲『蕾』が使われたが、初回視聴率が月9歴代ワースト2位の14.2%を記録し平均でも14.9%と物足りない結果に終わった。

そして極めつけが、『君という名の翼』が主題歌となった『レガッタ〜君といた永遠〜』(テレビ朝日系)。
なんと、平均視聴率5.4%で予定を早めての番組打ち切りになったのだ。

「これまでシングルやアルバムの収録曲はCM・ドラマ・映画にタイアップされるので数々のヒット曲が出た」(レコード会社関係者:同)
といわれているように、タイアップによってセールスは伸ばしてきたコブクロだが、ドラマ側にはあまり歓迎されない存在のようだ。

現在、『土俵ガール!』(TBS系)に前出のカバーアルバム収録曲『いつまでも変わらぬ愛を』が使用されているが、視聴率は1〜2%を行ったり来たり。
深夜帯とはいえ、佐々木希(ささきのぞみ=22)の連ドラ初主演作品だけに、期待はずれの数字と言えるだろう。

ちなみに、そのカバーアルバムは発売元のレコード会社の40周年記念にちなみ40万枚の限定生産になっているが、
「少し前の勢いなら予約のみで完売となっていてもおかしくなかったが、発売初日の売り上げは4万枚ほどだった」(同)
とドラマ同様、寂しい結果になっているようだ。

頼りのタイアップ作戦が不発の今、コブクロの真価が問われている。(伊原)


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