TOSHI､｢ぶん殴られてもしょうがない｣とHOH被害者に謝罪｡暴露本も視野!?

ロックバンド｢X JAPAN｣のボーカル､TOSHI(44)が23日､都内の法律事務所で会見を開き､1月に関係を断ち切った自己啓発セミナー主催会社｢ホームオブハート(HOH)｣(別名､ヒーリングワールド)との決別をあらためて宣言した｡

会場には団体の被害者と被害者の代理人を務め､HOH在籍時のTOSHIから名誉棄損等で訴えられたこともある紀藤正樹弁護士も同席｡

かつての敵と共闘し､HOHの参加者らに脱退を呼び掛けることを表明した｡

紀藤弁護士は｢HOHは現在もTOSHIさんの肖像権などを侵害する形で勧誘に利用しており､新たな被害者を出す懸念がある｣としている｡

TOSHIは､1月28日から7回にわたりカウンセリングで被害者に謝罪しことを明かした｡

｢僕はどんなになじられても､怒鳴られても､ぶん殴られてもしょうがないような位置にいる｣と広告塔の役目を担ってきた自らの立場を認めたうえで､｢本当に申し訳なかったと｡被害に遭われた方々が､どれくらいの思いをされてきたのか､その心の傷がいかほどのものか計り知れない｣と懺悔した｡

現在は､リーダーのYOSHIKIの支援を受けながら生活をしているというTOSHI｡

今後はHOH側やその代表のMASAYAこと倉渕透および元妻の守谷香の両人に対して訴訟を起こす可能性も示唆｡

さらに｢今回の件については書籍という形でまとめて､いろんな意味でも真実を明らかにしていきたい｣と出版計画についても明かした｡(松野)