市原隼人､映画｢猿ロック｣､ゲリライベントが3分で強制終了!!

俳優･市原隼人(いちはらはやと=23)が主演する映画｢猿ロック THE MOVIE｣(前田哲監督､27日公開)のゲリライベントが､警察命令でわずか3分で中止になった｡

くしくも場所は､09年4月に浜崎あゆみがゲリラライブでパニックを起こして､道交法違反事件にまでなった東京･渋谷109前｡

今回は渋谷署から許可を取って開催したものの､イベントは一切､事前告知なし｡

開始1時間前から舞台が設置され､映画の予告編が流されると買い物客が足を止め､市原が登場する直前には約3000人が集結｡

市原と女優･芦名星(あしなせい=26)が登壇すると､｢イッチー!｣という黄色い声援が呼び水となり､一気にファンでふくれあがり､交差点に人があふれ出す事態に｡

そのため危険を察知した渋谷署の指導を受けた主催者側が､開始3分で中止を決定｡

監視する署員から｢中止～､マイク切って!｣と声が飛び､打ち切られた｡

市原は､スタッフを振り切りマイクを握るとひと言｡｢この映画は本当の正義って何かを追求してるから!｣とPR｡

同作は､昨年放映された人気ドラマの劇場版｡

市原演じる天才カギ師･猿丸が事件に巻き込まれて指名手配され､警察から追われる物語となっている｡

今回のゲリライベントはまるで映画とシンクロするかのような騒ぎになり､宣伝効果は予想以上｡これが観客動員数に結びついてくれればいいのだが､さて…｡(松野)