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TBSで昨年12月に放送された詐欺事件の特集で､企画を持ち込んだ通信社のスタッフが不適切な取材をしていたことが明らかになった｡
TBSは｢報道特集NEXT｣(昨年12月5日放送)と｢イブニングワイド｣(同8日放送)で､外国人男性がただの黒い紙を､事情があって黒く塗りつぶされた紙幣と称して被害者に渡し､金銭をだまし取った､とする詐欺事件の特集を放送｡
問題はこの外国人男性への取材過程で起きた｡
TBSによると､特集を制作したAPF通信社(東京)の担当者が取材対象の行方を把握するため､昨年6月と9月にクルマに発信機を取り付け､追跡取材を行うなどしたという｡
TBSは16日の｢報道特集NEXT｣の中でこの事実を発表し､｢報道倫理上認められないもの｣とした｡
番組で久保田智子アナウンサーが｢TBSは通信社側からこの事実を全く知らされていなかった｡しかし､不適切な取材が行われていないか確認する責任があり､深く反省しております｣と陳謝した｡
しかも同企画ではAPF通信社(東京都)のスタッフが､対象者あての郵便物を無断で開封したことも明らかになっている｡
報道のTBSも地に堕ちたものだ｡(松野)
TBSは｢報道特集NEXT｣(昨年12月5日放送)と｢イブニングワイド｣(同8日放送)で､外国人男性がただの黒い紙を､事情があって黒く塗りつぶされた紙幣と称して被害者に渡し､金銭をだまし取った､とする詐欺事件の特集を放送｡
問題はこの外国人男性への取材過程で起きた｡
TBSによると､特集を制作したAPF通信社(東京)の担当者が取材対象の行方を把握するため､昨年6月と9月にクルマに発信機を取り付け､追跡取材を行うなどしたという｡
TBSは16日の｢報道特集NEXT｣の中でこの事実を発表し､｢報道倫理上認められないもの｣とした｡
番組で久保田智子アナウンサーが｢TBSは通信社側からこの事実を全く知らされていなかった｡しかし､不適切な取材が行われていないか確認する責任があり､深く反省しております｣と陳謝した｡
しかも同企画ではAPF通信社(東京都)のスタッフが､対象者あての郵便物を無断で開封したことも明らかになっている｡
報道のTBSも地に堕ちたものだ｡(松野)
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