チェルシーの補強禁止処分撤回へ!!

スポーツ仲裁裁判所は4日、FIFAがチェルシーに対して下した「2011年1月の移籍市場までの選手獲得の禁止処分」を解除とすることを決定した。

この選手獲得禁止処分は､チェルシーが2007年にランスからフランス人MFガエル･カクタを獲得した際に､不正な契約破棄を誘導したとして、昨年9月にFIFAから処分を受けたが、ランスとカクタの間で交わした契約自体が有効なものではなく、チェルシーに違反はなかったと判断され、両クラブが同意していた。

処分を不服としたチェルシーは、昨年10月、スポーツ仲介裁判所に対して控訴の申し立てを行うと同時に、判決が出るまでの間の処分凍結を要求。これを受けたスポーツ仲介裁判所が昨年11月に処分の一時凍結を決定したため、チェルシーはこの冬の移籍市場における補強が可能な状態となっていた。

今回処分解除の最終決定が行われたことによって､チェルシーは、今後の選手獲得における障害が完全になくなった。

これで､チェルシーは制限されない補強をおこなうことができるようになった｡

(2010年2月5日)

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