ソフトバンク巽、堂々の20勝宣言! 新人7人入団記者会見

来季、秋山新監督を迎えて戦いに挑む新生福岡ソフトバンクが7日、福岡市内のホテルにて新人7人の入団記者会見を行った。

会場に姿を現すなり緊張した面持ちを見せた7人だったが、
各々来季への抱負を語るにつれてその緊張はほぐれ、表情は自信に満ち溢れていった。
中でもドラフト1位入団の巽（近大）はその発言に注目が集まった。

来季の目標について語った巽は、
「凄くいい(背)番号をいただいた。うれしい気持ち。いつか背番号と同じだけの勝ち星を挙げたいです」
と早くもシーズン通算20勝宣言。

また、近大時代に1試合23奪三振の関西学生野球記録を樹立し“ドクターK”と呼ばれていたことから、
プロ野球新記録となる1試合20奪三振についても記者から問われると、
「狙えればいいですね」
と奪三振でも大きな目標を掲げた。

巽がこれほどの自信を見せるのには訳がある。
それは“球種”の増加だ。
近大時代は切れ味抜群のカットボールに、伸びのあるストレートを織り交ぜ量産してきた奪三振。
現在はそれらに加え、新たな球種として“カーブ”を習得中だというのだ。
これが完璧に習得されれば、巽の新たな武器として重宝することは間違いない。

入団記者会見で早くも飛び出した“20勝&1試合20奪三振”宣言。
新生ソフトバンクの勝ち頭となれるのか。

巽ら新人7選手から目が離せない。

(2008年12月8日)

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