横浜DeNAベイスターズの初代監督は誰だ! 桑田、新庄ら若手候補の中にノムさんの名も!?
今月4日、横浜ベイスターズの親会社であるTBSホールディングスから、携帯電話向けゲームサイト「モバゲー」を運営するDeNAへの球団売却が決まった。球団売却決定後、DeNAの春田真会長は、
「明るく元気な球団にしたい。私を含めて負けず嫌いが多いので、勝ってくれる球団になってほしい」(日刊ゲンダイより)
とコメント。
4年連続最下位と不振が続いているチームに早速ハッパをかけた。
"勝てる球団"へ生まれ変わるため、フロントはまず来季の監督人事に着手。
すでに球団OBの佐々木主浩氏をはじめ、桑田真澄氏や新庄剛志氏といった監督経験のない若くてフレッシュな人物の名前が候補として挙がっている。
それもそのはず、春田会長は監督に求める条件を、
「前を向いて成長しているDeNAのように、会社のイメージを体現してくれる監督がいい。元気で明るくてね。(DeNAのことを)理解してくれて話ができる人」(スポニチアネックスより)
と話しているのだ。
ただ、DeNA社内には全く逆の意見もあるという。
DeNAが運営する「モバゲー」は、会員数3200万人を超える一大ゲームサイト。
苦戦する観客動員を回復させるためには、その会員を球団のファンに変えていくことが重要となる。
確かに、佐々木氏や桑田氏などが監督に就任すれば話題性もあり、会員が関心を示すきっかけにはなるだろう。
しかし、"ファン"として定着してもらうためには勝つことが最も有効だ。
それを考えると、話題性はあるが監督経験のない若い人材は力不足。
そこで監督候補として浮上してきたのが、人気と実績を兼ね備える野村克也氏(楽天名誉監督)だ。
DeNA社内でも、
「お金はかかるかもしれないが、野球理論がしっかりしていると聞く。本人も『弱い球団の監督をやりたい』と言っておられたみたいだし」(日刊ゲンダイより)
といった声が出てきているとのこと。
球団経営に不慣れなフロントにモノが言え、サービス精神旺盛な野村氏は新球団の監督にうってつけの人物と言えるかもしれない。
12月1日に行われるオーナー会議で4分の3以上の承認を得られれば、新球団「横浜DeNAベイスターズ」が誕生する。
時間的な余裕がないことを考えると、監督人事は最優先事項として進められそうだが、果たして新球団の初代監督に就任するのは誰か。
(2011年11月12日)
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