新球団｢横浜DeNAベイスターズ｣誕生へ! TBSが球団譲渡を正式発表!

TBSホールディングスと携帯電話向けゲームサイト｢モバゲー｣を運営するDeNAは4日､横浜ベイスターズの譲渡を発表した｡

TBSホールディングスは保有するベイスターズの株69.23%のうち2.31％を残し､DeNAに65億円で売却｡
これでTBSホールディングスは､2002年に140億円で取得した球団の運営から撤退する｡

DeNAは当初､｢モバゲー｣の名称を球団名に入れる意向だったが､複数球団が難色を示し､調整が難航｡
最終的に球団名を｢横浜DeNAベイスターズ｣とし､この日､日本野球機構(NPB)に加盟申請した｡
なお､本拠地は引き続き横浜スタジアムに残す｡

1999年創立のDeNAは､2006年に開始した携帯電話向けゲームサイト｢モバゲー｣が大ヒットし､2007年に東証1部上場｡
同サイトの会員数は3200万人を超え､今年3月期の売上高は1127億円､最終利益は316億円と前年の2倍以上となるなど急成長を続けている｡

今回DeNA側が球団取得に支払った総額は､株式取得65億円に機構への保証金など30億円を加え95億円｡
新球団は､プロ野球12球団による実行委員会に諮られた後､12月1日のオーナー会議で4分の3以上の承認が得られれば正式誕生となる｡

(2011年11月4日)

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