甲子園の応援歌ランキングが判明! 上位に懐メロが多いのはなぜ!?

熱戦が続いている夏の甲子園｡
15日からは3回戦が始まり､各校の応援にも熱がこもってきた｡

そんな中､先日放送された『とくダネ』(フジテレビ系)では､出場校の吹奏楽団が演奏する"応援歌"に注目｡
どんな曲を応援歌に使用しているのか､出場校49校にアンケートを実施し､｢応援歌ランキング｣を発表した｡

45校から回答を得た結果､最も応援歌に使用されているのは『アフリカン･シンフォニー』であることが判明｡
同曲は1987年に智弁和歌山高校が初めて応援歌として使用｡
同校の活躍とともに､応援歌も全国の高校に広まったのだという｡
その人気は絶大で､2008年の第90回全国高等学校野球選手権大会では代表55校中50校が応援歌に採用｡
今大会でもほとんどの試合で同曲が演奏されている｡

2位はX(現X JAPAN)が1989年に発表した『紅』｡
以下､『狙いうち』､『サウスポー』､『ルパン三世のテーマ』と続いている｡

意外にも､応援歌として使用される曲は"懐メロ"がほとんど｡
それは一体なぜなのか｡

なんでも､これら"懐メロ"には短調の曲が多く､応援の手拍子に合わせやすいリズム､150拍/分のテンポを持つといった共通点があるとのこと｡
また､夏のコンクールで忙しい吹奏楽部が､甲子園のために新しい曲を覚える余裕がないため､"伝統"の応援歌を使用するという事情もあるのだという｡

大会は今日を含めて残り6日｡
選手たちを影で支える応援歌にも注目してみてはどうだろうか｡

『とくダネ』で発表された応援歌ランキングは以下の通り｡

●高校野球の応援歌ランキング(カッコ内は歌手名と発表年)
1位アフリカン･シンフォニー(ヴァン･マッコイ&ザ･ソウル･シティ･シンフォニー 1974年)
2位紅(X 1989年)
3位狙いうち(山本リンダ 1973年)
3位サウスポー(ピンクレディー 1978年)
5位ルパン三世のテーマ(アニメソング 1977年)

(2011年8月15日)

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