松坂大輔が7回1安打無失点で今季初勝利! トレード騒動を一蹴!
【レッドソックス 9-1 ブルージェイズ ボストン】米大リーグ・レッドソックスの松坂大輔投手が18日(日本時間19日)、ブルージェイズ戦に登板。
7回1安打無失点と好投し、3試合目の登板で今季初勝利を挙げた。
11日のレイズ戦では2回0/3を8安打7失点と打ち込まれるなど、開幕戦から2試合連続でKOされていた松坂。
不甲斐ない投球内容に地元紙では、
「トレードの時が来た」(スポニチアネックスより)
などと報じられ、ファンの間でも批判の声が噴出していた。
松坂は登板前日、カート・ヤング投手コーチと入念にフォームを確認。
今後の先発ローテーションを懸けた背水の登板に備えてきた。
その甲斐もあってか、この日は制球が安定。
課題の初回は3番・バティスタに中前打を許したが、続く4番・リンドを一ゴロに打ち取り上々の立ち上がり。
二回は2死から四球を出したが後続を抑え、三回から七回までは5イニング連続で三者凡退。
結局許した安打は初回の1本のみ、二塁を踏ませない堂々の投球を披露した。
打線も3本の本塁打を放つなど松坂を援護。
七回終了時での球数は89球と完封ペースだったが、大量リードのため余力を残したまま降板となった。
松坂は試合後、
「これが駄目だったら次はない、という気持ちはあった」(産経ニュースより)
とコメント。
復調の要因はメンタル面での変化が大きかったようで、
「いろいろ見たり、聞いたり、言われたりして考え過ぎていた。やれることをやって試合に臨んで、駄目だったら仕方がないとシンプルに考えて練習できた」(同)
と振り返った。
また、松坂はこの日の登板で日米通算2000投球回を達成。
偉大な記録にも初勝利の喜びが大きかったのか、
「それだけ投げてきたという思いと、もう少し早く達成したかったという思いがある。そういう節目の試合で、(初勝利で)ようやく先発投手としてのスタートを切ることができて良かった」(同)
と安堵の表情でコメントした。
ワールドチャンピオンの筆頭候補に挙げられながら、現在ア・リーグ東地区最下位に沈んでいるレッドソックス。
松坂の復調は上位進出へのきっかけとなりそうだ。
(2011年4月19日)
その他のBASEBALLニュース
2012ワーストナイン発表! 各ポジションの給料泥棒は誰だ!
ジャンル別一覧
SOCCER
/
FIGHTING
/
MOTOR
/
FIGURE
/
OTHERS
/
ALL
松坂大輔関連ニュース
松坂大輔の詳細情報
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011