阪神･久保康友が球団との徹底抗戦を宣言!! 1度も交渉せずに自費キャンプ突入か!?

契約交渉が難航している阪神･久保康友投手が25日､甲子園のクラブハウスで自主トレを公開｡
キャンプインまでの更改にこだわらない姿勢を明らかにし､自費キャンプ突入の可能性が強まった｡

久保は昨季､29試合に登板しチームトップの14勝(5敗)をマーク｡
防御率もリーグ4位の3.25と安定した成績を残し投手陣を牽引した｡

久保は現在まで一度も交渉の席についていないが､代理人が昨年から球団側と事前交渉を実施｡
その中で久保側は昨季の推定年俸8800万円から倍増以上となる2億円前後を要求しているようで､球団提示とは3000万円以上の開きがあるという｡

オフに突入した昨年11月､
｢長くなるのは気にしない｡なぜその金額になったか｡どうすれば上がるのか｡それが分からないと｣(サンケイスポーツより)
と早々と徹底抗戦を誓っていた久保｡
この日の自主トレ後には､
｢代理人に任せているんで｡2月1日までに?いや､何でもいいです｡流れでしょう｡(いつになっても)かまわないです｣(同)
と自費キャンプを辞さない覚悟を明かした｡

阪神では下柳剛投手も契約未更改だが､これは自主トレの関係によるもので､キャンプイン前日に更改予定｡
しかし､久保については正式な交渉日の予定すら立っておらず､沼沢球団本部長も､
｢きょうの段階では進展はなし(中略)お互い早く決まった方がいいですけどね｣(同)
と焦りを口にしている｡

2006年の中日･川上憲伸投手(現2Aミシシッピ･ブレーブス)以来となる自費キャンプ突入が濃厚となった久保｡
開幕投手候補のこの行動は､チームの指揮に影響を与えることになりそうだ｡

(2011年1月26日)

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