育成の巨人に新たな星!! 星野真澄が3倍増で山口越えを決意!!

"育成の巨人"からまた1人､希望の星のが生まれた｡
オーストラリアのウインターリーグに派遣されていた巨人･星野真澄投手が契約更改交渉を行い､約3倍増となる1300万円でサイン｡
育成選手から這い上がった26歳のルーキーは､
｢評価してもらえて､来年も頑張らなきゃと強く感じます｣(スポーツ報知より)
と笑顔をみせた｡

昨年の育成選手ドラフト1位で巨人に入団した星野は､最速150キロの速球を武器にオープン戦から好投｡
開幕前に支配下登録され､貴重な左の中継ぎとして34試合に登板した｡

プロ入り前は所属していた独立リーグからの給料と､きのこ園でのアルバイトで生活していたという星野｡
大幅アップにも､
｢年齢を考えると､とにかくためる｣(スポニチアネックスより)
と苦労人らしいコメントで報道陣を笑わせた｡

大幅アップには球団側からの期待も込められている｡
交渉の席で清武球団代表は､
｢山口と同じ上げ方｡後をたどるように｣(スポーツ報知より)
と同じく育成から這い上がり1億円プレーヤーとなった山口鉄也投手の名を出し星野を激励｡
本人も､
｢山口さんのように(年俸を)上げられるようにやっていきたい｣(サンケイスポーツより)
と意欲をみせた｡

4年間で245試合に登板し､"鉄人"と呼ばれる山口を超えるため､自主トレでは､
｢とにかく限界まで走って､下半身をつくり直す｣(スポーツ報知より)
と宣言｡
連投に耐えられる下半身をつくり上げ､来季はとことん登板数にこだわっていくつもりだ｡

毎年のように育成枠から新たなスターが生まれている巨人｡
来季も星野につづく選手が現れることに期待したい｡

(2010年12月29日)

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